2022/09/22
口頭試験の事前準備
口頭試験に臨むために、まずは以下のことを準備して下さい。
1)口頭試験では何が質問されているか調べる。
講師または関係する組織に、どのような質問が予想されるかを尋ねてください。過去に受験したことがある人に質問します。取り上げられる可能性のあるトピックと、どのような回答が期待されるかがわかれば、準備の核心に取り掛かることができます。
2)取り上げられているトピックを調査する。
口頭試験で良い成績を収めるには、2つの側面があります。資料を知ることと、プレゼンテーションを練習することです。準備を始める必要があります 。資料を研究し、潜在的な答えを身に付け、トピックを徹底的に理解してください。
3)口頭で説明する練習をする。
当然ですが、筆記試験ではないので、口頭で解答します。じっくり考えている時間はありません。試験委員をあまり待たせると、減点です。レスポンス良く、要点をまとめてポイントだけを解答して下さい。そのためには練習が必要です。何度も練習することで自信が持てるようになるはずです。
4)なるべく自身の具体例を元に解答する。
あなた自身が経験した事であれば、試験委員でも否定はできません。経験はあなただけのモノです。なるべく具体的に過去の実例を上手く当て嵌めて解答して下さい。口頭試験では、技術士にふさわしい業務を経験してきたかどうかを見ます。あなたのこれまでの経験を語って下さい。
技術士会は口頭試験を以下のように説明しています。
【A】総合技術監理部門を除く技術部門
試問内容については、「技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)」に基づく以下を試問します。
なお、業務経歴等の内容を確認することがありますが、試問の意図を考え簡潔明瞭にご回答ください。
Ⅰ 技術士としての実務能力
① コミュニケーション、リーダーシップ[ 30点 ]
② 評価、マネジメント[ 30点 ]
Ⅱ 技術士としての適格性
③ 技術者倫理[ 20点 ]
④ 継続研さん[ 20点 ]
勘違いしないでほしいのは、上記の本質的な質問は無いということです。
例えば「マネジメントとは何ですか?」「リーダーシップとは何でしょうか?」のような質問はありません。そこは勘違いしなでください。
あくまでも、あなたの業務の中で、上記の言葉を説明すれば良いのです。