【技術士二次試験】技術士会の考え方

2022/09/15

技術士会の考え方

技術士会は、平成28年に、「今後の技術士制度の在り方について」と言う文書を告知しています。口頭試験のCPDに関係しますから、事前に一度確認して下さい。

一部抜粋します。(なるべく原文を確認してください。)

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【ステージ4、ステージ5】
技術士資格の取得後、継続研さん(CPD:Continuing Professional Development)や実務経験を通じて技術士としての資質能力を向上させ、自己の判断で業務を遂行することができる段階である。更に国内のみならず国際的にも通用する技術者となる段階である。

(2)技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)
技術士は「科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務を行う者」(技術士法)と定義されているが、これらの業務を行うために、技術士に求められる資質能力が明確に定められていない。
技術士制度の活用促進を図るためには、全ての技術士に求められる資質能力に加え、技術部門ごとの技術士に求められる資質能力(技術部門別コンピテンシー)を定めることも必要である。その際に、技術士資格が国際的通用性を確保するという観点から、IEAの「専門職として身に付けるべき知識・能力」(PC:Professional Competencies)を踏まえることが重要である。
技術士分科会では、このような認識に基づき、「専門的学識」「問題解決」「マネジメント」「評価」「コミュニケーション」「リーダーシップ」「技術者倫理」の項目を定め、各々の項目において、技術士であれば最低限備えるべき資質能力を定めた。

~~~途中を大きく略しています。~~~~

【3)口頭試験】
以下を確認する内容とする。
・技術士として倫理的に行動できること
・多様な関係者との間で明確かつ効果的に意思疎通し、多様な利害を調整できること
・問題解決能力・課題遂行能力:筆記試験において問うものに加えて、実務の中で複合的な問題についての調査・分析及び解決のための課題を遂行した経験等
・これまでの技術士となるための初期の能力開発(IPD)に対する取組姿勢や今後の継続研さん(CPD)に対する基本的理解

(引用:文部科学省「今後の技術士制度の在り方について」)
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口頭試験では、上記が確認されます。
申込書に書いた、経歴や業務の詳細をもう一度、洗い直して整理してください。

No Image 匠 習作(たくみ しゅうさく) プロフィール

1962年生まれ。北海道函館市出身。本名は菊地孝仁。1988年より医療機器メーカーに勤務し、1991年20代で工場長に就任する。2014年までの23年間、医療機器製造工場の生産管理、人材育成、生産技術に携わる。2012年技術士機械部門、総合技術監理部門を同時に合格し、2016年に独立。

次世代のエンジニアを育てるべく、技術士試験対策講座を主催する。日本で初めてグループウェアを使った通信講座であり、分かりやすい解説、講師と受講者1対1を大事にする指導で人気講座となる。また、科学技術全般を、一般の人・子供向けに分かりやすく説明するサイエンスカフェなども自主開催。機械学会・失敗学会では、事故事例の研究などを行い、これも一般の人向けにセミナーなども開催している。

匠習作技術士事務所代表技術士
プロフェッショナルエンジニア養成コンサルタント、医療機器業界転進コンサルタント、医工コーディネーター日本技術士会会員・日本機械学会会員・失敗学会会員、人工知能学会会員、日本医工ものづくりコモンズ会員、日本シャーロックホームズクラブ会員、放送大学大学院在学中

『講師匠習作の技術士応援ブログ』は、スタディング受講者様へお送りしたメールマガジンの内容をウェブ用に一部抜粋・編集して掲載しております。


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