2021/10/07
口頭試験の質問2
口頭試験では
①経歴及び応用能力(60点)
②技術者倫理(20点)
③技術士制度の認識その他(20点)
上記の3項目について質問されます。
総監の場合は
①体系的専門知識(40点)
②経歴及び応用能力(60点)
上記の2項目です。
技術士会のサイトには
https://www.engineer.or.jp/c_topics/002/002255.html
口頭試験の内容
口頭試験は、筆記試験の合格者に対してのみ行われます。技術士としての適格性を判定することに主眼をおき、筆記試験における記述式問題の答案及び業務経歴を踏まえ実施します。
上記の説明があります。
ここで、適格性について考えてください。
技術士に相応しい、技術士と名乗るのに適格であるとはどんな人物なのでしょぅか?
正面切って、上記のように問われると「自分は大丈夫だろうか?」と考え込んでしまう人もいるかもしれません。
まあ、人が行う試験ですからそれほど難しく考える必要はありません。
口頭試験の20分間、落ち着いて、礼儀正しく、回答ができれば良いのです。
椅子に座ったら、背筋を伸ばしてください。
聞き取り易い早さで、明確に話してください。
緊張は誰でもします。先ずは、落ち着いて話しができるようになって下さい。
逆に、人前で話をすることに慣れている人は、話しすぎに注意してください。
20分で概ね、30~40問の質問に答える必要があります。
1問に対しあまり長く説明すると時間がなくなります。
説明が長い人は25問くらいで20分になってしまいます。
30問以下しか解答出来ない場合、黄色信号が灯ると考えてください。
それと、技術士会の制度に関しては、ホームページを確認して覚えてください。
技術士になるのですから、自分がなる技術士に関する制度ぐらいは理解しましょう。
これに答えられないようでは、「技術士になるつもりがあるのですか?」と思われます。
例えば
試験委員「APECエンジニアを目指しますか?」
あなた「はい、目指します」
試験委員「どうすればなれるのか、ご存知ですか?」
あなた「いえ、知りません」
これでは、なるつもりがあるのかと疑われます。
覚えなければならないことは、そんなに多くはありません、
でも、今からしっかり頭にいれた方が良いと思います。
エンジニアは、段取り八分です。