2021/03/04
技術士口頭試験は準備万端で臨みましょう
口頭試験も終盤です。
すでに口頭試験を受験された何名かの方から、話を聞きますと、昨年度に引き続き、今年度の試験でも経歴や詳細の説明を求められない方が30~40%程度だったようです。
昨年と比べて少し増えているような気もしますが、なんとも言えません。
やはり練習はしておいた方が良いと思います。逆に、筆記試験の内容に関する質問は少ないようです。
質問だけで20分は厳しいかもしれませんが、とにかく質問事項は試験委員の裁量で決まります。そのため、考えられるあらゆる方向から質問を考えてください。
それぞれの質問に100%正答できなくても合格出来ます。
むしろ、「あっ、今、間違えた」と心の中でミスを引きずることがないようにしてください。
とにかく、全力で「今」の質問に集中しましょう。
技術士会の様々な制度はご存知ですか?
1) JABEE認定課程
2) APECエンジニ制度
3) IPEA国際エンジニア制度
4) 技術士CPD
基本的にはこの4つしかありません。
この4つの制度はしっかり理解して下さい。
また、技術士会が公開している倫理綱領も理解しましょう。暗記ではなく理解して下さい。
公式の解説が出ています。
https://www.engineer.or.jp/c_topics/000/attached/attach_25_3.pdf
技術士になるのですから、なってからのことはある程度知っておく必要はあると思います。
とにかく、受かるのが先決で、技術士になってからのことは後で考えると言うのは無理があります。
最後にひと言、呼ばれて試験室のドアを開けるとき、1回だけ深呼吸をして下さい。
深呼吸そのものに効果はありません。
しかし、もしあなたがこれを思い出して深呼吸ができれば、それは落ち着いていると言う証拠になります。