2020/06/18
学習計画を立て直し、ご自身の弱点をしっかり克服して下さい。
このところ、複数の方から、課題の再提出に関する質問が来ています。
以前、私は間違い箇所を指摘されてすぐに修正するのは良くないというようなことをここで書いたと思います。以下がそのときの記事です。
********引用**************
お薦めは以下のような提出です。
問題1
添削1:低評価
問題2
添削2:高評価
問題3
添削3:低評価
問題4
添削4:高評価
問題1-2回目
添削1-2回目
問題3-2回目
添削3-2回目
評価が良かったら再提出しなくても良いと思います。
あるいは、視点を変えて再提出でもOKです。
********引用終わり**************
これがお薦めなのですが、他にも注意点があります。
再添削を受けるか、受けないかは考え方ですが、私の経験からすると、指摘を受けたところだけを修正するのは試験勉強としてあまり意味がありません。
「ここは修正して下さい」と言われたところを直すのは誰でもできます。
その問題と全く同じ問題が出題されるなら別ですが、試験勉強中は解答力そのものを上げることが目的です。
同じ問題を解答するなら、全く別の解答を作成した方が良いと思います。
ですから、課題の抽出から見直して下さい。
また、皆さんはⅢや必須で課題を抽出するとき、どのように考えて解答していますか?
3つの課題を考えればそれでOKですか?
もし、そうしているなら間違いです。
課題は10個ぐらい考えて下さい。
その中から最終的に3つを選んで下さい。
解決策も同じです。
調査や検討項目も同じです。
10個以上挙げてから、選択して下さい。
ギリギリ、やっと絞り出した調査項目だけを解答に記入するのは勉強にならないのです。
課題も解決策も、調査・検討項目も、そしてリスクも全て探して下さい。
匠 習作(たくみ しゅうさく) プロフィール
1962年生まれ。北海道函館市出身。本名は菊地孝仁。1988年より医療機器メーカーに勤務し、1991年20代で工場長に就任する。2014年までの23年間、医療機器製造工場の生産管理、人材育成、生産技術に携わる。2012年技術士機械部門、総合技術監理部門を同時に合格し、2016年に独立。 次世代のエンジニアを育てるべく、技術士試験対策講座を主催する。日本で初めてグループウェアを使った通信講座であり、分かりやすい解説、講師と受講者1対1を大事にする指導で人気講座となる。また、科学技術全般を、一般の人・子供向けに分かりやすく説明するサイエンスカフェなども自主開催。機械学会・失敗学会では、事故事例の研究などを行い、これも一般の人向けにセミナーなども開催している。 匠習作技術士事務所代表技術士 |
『講師匠習作の技術士応援ブログ』は、スタディング受講者様へお送りしたメールマガジンの内容をウェブ用に一部抜粋・編集して掲載しております。
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