口頭試験の頻出問題11
前回は、話し方に関してご説明しました。
図で分かるとおり、背もたれに背中を付けない方が綺麗に見えます。
まれに、リラックスしすぎる人がいて、のけぞって座る人がいますが、絶対に不可です。
それと、足は上記のように真っ直ぐにして下さい。
これも、ときどき椅子の下に入るほど、引いている方がいます。
膝は上記の通り90度です。
足は、肩幅ぐらいに開いて構いませんが、膝を開くのは止めましょう。
また、手は膝の上です。
ただし、話すときに多少(大袈裟ではなく)手を動かしてジェスチャーが入るのは問題ありません。
口頭試験では、試験委員との距離が2~3メートルです。
試験委員の前に机はありますが、受験者の前には、何もありません。
ですから、あなたの全身が丸見えです。
答えにくい質問が来ると、足がそわそわする人がいますが、それは一目で分ります。
注意して下さい。試験委員に対して、自分の不利な状況を教えるようなものです。
また、説明に熱心になるあまり、前傾姿勢になったりすることもあります。
これは、熱意の表れですから多少は良いのですが、あまり強烈な前傾姿勢は不可です。
エンジニアですから、何時でも冷静に熱意は心の中に留めるつもりで話をして下さい。
いずれにしても、自分で気がつかないうちに日頃の癖が出てしまうこともあります。
克服するには練習しかありません。
自分がどのように座り、どのような態度で話をするのか、ぜひビデオで撮って確認して下さい。