口頭試験の頻出問題8

この記事を読まれているあなたは、筆記試験の結果を知っていると思います。
いかがでしょうか?

2018/11/01

口頭試験の頻出問題8

合格だった方は、とにかく口頭試験の準備を進めて下さい。
合格率は80%以上の試験です。
落すための試験ではありません。
しかし、10名中1~2名は不合格になるのです。
そして、これが重要ですが口頭試験で不合格だと来年は筆記試験からやり直しです。

30年度の筆記試験で受かった方は、なにがなんでも口頭試験を突破して下さい。
早い人でも、口頭試験まで一月あります。
準備を進めましょう。

先ずは、業務経歴と業務の詳細を読み返して下さい。
そして、暗記するのではなく、業務の詳細で書いていない部分を説明する文章を書いて下さい。長さは800~1,000文字程度です。
と言うより、本当は3分で話せる長さです。
ですから、行間を説明する文章を書いたら、音読して3分で話せる長さに調整して下さい。

このとき、注意しなければならないことは、紙に書いた文字を読むなら3分で1,000文字以上でも読めると言うことです。
試験本番では、何も見ることができません。頭の中の原稿を読むのです。まして、本番では緊張もあります。それを念頭に3分で話せる長さを決めて下さい。

すらすら読めるようになったら、ICレコーダーに録音して聴いてください。
このとき、確認して欲しいことがあります。
一つ一つの単語が聞き取り易いかどうかです。

読んで分る言葉と聞いて分る言葉は異なります。
聞き取り難いと思ったら、言葉を入れ替えましょう。
類語辞典を使っても良いでしょう。
とにかく、聞いて分る言葉に置き換えてください。
何度も、聴いて、何度でも修正して下さい。
そして、紙を見ないで自然に自分の言葉として話せるようになるまで音読してください。
いかにも、暗記してきましたと言う話し方は禁止です。

これができるようになるまで1~2週間は掛かります。
すぐに取り組んでください。

一方、筆記試験で結果が出せなかった方は、リベンジか、諦めるかを決めなければなりません。
技術士になるだけが、エンジニアの目標ではありません。
私は、「先生、やはり諦めます、私には無理のようです」と言う言葉を何度も聞かされました。
こちらとしても、心苦しいし、聞きたい話ではありません。
とは言え、自分の人生です。
諦めるのもありです。

また、再挑戦もありです。
これまで、「10回目で受かりました」と言う方も知っています。
技術士は平均4.6回程度で受かるらしいので、5回目で受かるぐらいはザラにいます。
私が初めてアドバイスした方は、建設部門都市計画をこれまで9回受けたと言う方でした。
その方は、幸い、私がアドバイスしたときに10回目で受かりました。
奥さんからは、今年を最後にしてくれと言われていたのです。

本当に様々なエンジニアの方がいて、それぞれの人生と生活の中で、技術士を目指している訳です。
技術士は、自分の判断で問題点を見つけ、ゴールに到達するための方策を考えます。
そのときのリスクも考慮にいれて、新たに出てくる障害も予測します。

試験対策と、試験の問題文はほとんど変り有りません。
正解は、あなたが導き出して下さい。
応援します。


匠 習作(たくみ しゅうさく) プロフィール

1962年生まれ。北海道函館市出身。1988年より医療機器メーカーに勤務し、1991年20代で工場長に就任する。2014年までの23年間、医療機器製造工場の生産管理、人材育成、生産技術に携わる。2012年技術士機械部門、総合技術監理部門を同時に合格し、2016年に独立。

次世代のエンジニアを育てるべく、技術士試験対策講座を主催する。日本で初めてグループウェアを使った通信講座であり、分かりやすい解説、講師と受講者1対1を大事にする指導で人気講座となる。また、科学技術全般を、一般の人・子供向けに分かりやすく説明するサイエンスカフェなども自主開催。機械学会・失敗学会では、事故事例の研究などを行い、これも一般の人向けにセミナーなども開催している。

匠習作技術士事務所代表技術士
プロフェッショナルエンジニア養成コンサルタント、医療機器業界転進コンサルタント、医工コーディネーター日本技術士会会員・日本機械学会会員・失敗学会会員、人工知能学会会員、日本医工ものづくりコモンズ会員、日本シャーロックホームズクラブ会員、放送大学大学院在学中

『講師匠習作の技術士応援ブログ』は、スタディング受講者様へお送りしたメールマガジンの内容をウェブ用に一部抜粋・編集して掲載しております。