評価を気にしても仕方がない
昨年の話ですが、8/15だと思って不合格と諦めていた方から、30年度の講座申込みがありました。
ところが、11月になって、合格していたので口頭試験講座と30年度の総監講座に切替えて欲しいと言う連絡があったのです。
また、もし口頭試験がダメなら、そのまま一般部門の講座を受けたいという話でした。
しかし、本人は筆記試験に落ちたつもりでしたから、11月まで口頭試験の準備を全くしていませんでした。
結局、口頭試験ではまともな解答ができず、30年度の筆記試験講座を受けることになったのです。
択一の解答を間違えるのは希な例ですが毎年いますから、全体で見ると22,000人の受験者で100~200人はいるのかもしれません。
ちなみに、私の講座では100名中3名から「問題番号を書き忘れました」と連絡がありました。
これは、その問題に関して「0点」です。
受験番号の書き忘れも同じです。
驚くのは、模擬試験でも同じように忘れてしまう方がいると言うことです。
緊張感、焦り、試験会場の雰囲気、これらに弱い人はいます。
自分が本番のプレッシャーに強い方か弱い方かもう一度良く考えてください。
ところで、口頭試験の準備ですが9月になったら始めましょう。
先ずは、申込み書と業務の詳細を引っ張り出して読み込んでください。
だいぶ忘れているはずです。
それで良いのです。
自分の文書を他人の目で読むことが出来るはずです。
そして、業務の詳細に書いた文章の行間を説明するように新たな原稿を書いて下さい。
言ってみればスピーチ原稿です。
長さは、3分程度で話せる長さです。
文字数だと800~900文字程度でしょうか?
書き上げたら、音読して録音しましょう。
それを自分で聴くのです。
分かり難いところは修正しましょう。
これをPDCAで繰り返すことで良くなるはずです。
何度も繰り返して下さい。