最後の1週間
皆さんこんにちは。講師の匠です。
ついに、やっと試験ですね。最後の1週間です。
択一試験の再チェックは必ず行って下さい。
過去問題7年分は100%解答できますか?
これは重要です。来年度の試験がどうなるかハッキリしませんが、いずれにしても新しい問題はあまり作らないと思います。
択一試験の採点は簡単ですが(機械がやります)問題を作るのは難しいのです。
ですから、逆に過去問題はしっかり学習して下さい。
これは、ある意味技術士会からのサービスです。
過去問題を全て公開して、正答も公開しています。
受験者全てに対して、「こんな問題がでます、解答はこれです」と教えています。
論文試験と異なり、択一は問題と解答が分かれば後は暗記です。
「暗記するのが大変です」と言う方がいますが、それなら試験は受けない方が良いのです。
こうすれば受かるという方法があって、皆さんがそれを求めているなら技術士を目指さない方が良いと思います。
そもそも名前を書けば受かるような試験では、受かっても自慢になりません。
胸を張って「技術士です」とは言えないでしょう。
最後の3日を択一のチェックに
話を戻します。
最後の3日を択一のチェックに当てて下さい。
その前の4日は、過去の問題文を見ながらキーワードを頭の中で確認して下さい。
他の科目の問題でも効果はあります。
もちろん、自分の分野に近いものです。
特に機械は細分化されすぎて、問題文を見ただけではどの科目か分からない場合もあるほどです。
あるいは、環境は部門にもありますが、他の部門の中に科目としてあります。
そのあたり、解答を書く必要はありません。
問題文を見て自分ならどんな項目でどんな解答を書くかイメージしてみて下さい。
骨子(大項目・中項目・小項目のタイトルだけ)を書いてみるのも良いでしょう。
また、ここまで来たら睡眠時間もしっかりとってあまりハードな学習時間にならないようにしましょう。体調を崩しては何にもなりません。
持ち物のチェックも
持ち物のチェックも行って下さい。
毎年、受験票を忘れる方が10名程度はいるそうです。
筆記用具、電卓(関数電卓は不可)、定規などもチェックして下さい。
シャープペンシルを持って、芯を忘れたという話もあります。
皆さん、普段の業務ではチェックシートを使って何度もチェックを行うはずです。
それと、同じです。エンジニアの仕事は段取り八分です。
普段の業務を思い出して、業務のつもりで応用能力を発揮するのです。
きっと合格できます。
「意志あるところに道は開ける」
Where there's a will, there's a way.
リンカーン