過年度の合格者の体験談にもありましたが、Studyingの教材だけにしぼった方が良いと思います
〇前提
宅建(15年以上前に合格。未登録)。都市開発関係の仕事をしており、マスターリースやサブリースなどの実務をかじっているため、一から勉強する人よりは専門用語に馴染みがある状態でした。賃貸不動産の管理業務は未経験だったため、5問免除の講習を受講しました。
〇使用した教材
テキスト:①StudyingのWEBテキスト ②市販の参考書(9月購入)
問題集 :③Studyingのスマート問題集 ④セレクト過去問集 ⑤他社さんの直前予想模試(10月購入)
〇具体的な勉強方法と進捗
・7月にStudying受講開始~8月末
Studyingで講義を聞いて、たまに③スマート問題集を解く。この繰り返しで、ざっくりと8月末で講義を聞き終えました。8月末で、③スマート問題集は、3分の1くらい解いたのですが、①WEBテキストはほぼ読まずの状態でした。
・9月~10月上旬
5問免除の講習を9/1に受講し、やる気を出すきっかけになりました。しかし、①のボリュームに気後れして、9月上旬に②を購入して、自宅と電車内で10月上旬までに一通り読み終えました。(※後述しますが、これにより遠回りをしました)
10月上旬に、⑤を購入して、試しに模試を1回分解いたところ、50点中25~30点しか取れず、あせりを感じながら直前1か月を迎えました。
・10月中旬~試験まで
ここで原点に立ち戻って、③を繰り返して復習、③を全部覚えた後、④を繰り返し、11月初め頃に終えました。これにより、知識が蓄積された実感を持てました。
その後、11月はじめに、満を持して⑤の模試(残り2回分)を解いたところ、約30点で撃沈。そこで、模試の復習を進めると、②だけでは解ききれず、結局、①のWEBテキストに立ち戻らないと合格ラインに達しないと感じました(※2)。
直前の2週間は、④の繰り返し、①で確認、⑤の間違えた個所を①で確認をして、当日を迎えてしまった感じです。
〇振り返り(反省)
幸い、ギリギリで合格できたので、こうして振り返れるのですが、忙しい社会人の方には特に参考にしていただけたらと思い、記します。
上記※、※2のとおり、9月上旬に②を購入して手を拡げて勉強し、直前期に①の読みなおしとなり、あせりました。9月上旬に、③を解きながら①を復習、④を解きながら①を復習、直前期は⑤を解きながら①を復習…を徹底していれば、もう少し楽に&効率的に勉強できたと反省しています(誤解ないよう補足しますが、②はおススメの良書で、確実に理解が進みました。趣旨は、忙しい人はテキストを増やすのは厳禁、ということです)
〇その他
資料は①と④を印刷したのですが、④の印刷版はほぼ使わず、ネットで演習を繰り返しました。自分の正誤の履歴も残るので、ネットで問題演習を繰り返すことをおススメします。①の印刷もおススメです。WEBだけで読むと、オジサンの目は疲れやすいためです。(印刷しやすいように提供していただけると、さらに便利なのでは…と思います)
初めてStudyingにお世話になったこと、受講料が安いことから、②と⑤を別に購入して勉強したのですが、過年度の合格者の体験談にもありましたが、Studyingの教材だけにしぼった方が良いと思います。今年度は国家資格になり出題傾向が少々変わり、当日、驚かされました。出題傾向が安定するまでは、(予想問題に注力するよりも)基本に沿って勉強しておく方が良いと思います。
予想模試は、そこで知識を得るというより、時間内に解く練習、当日、落ち着いて解答できる練習として、取り組んでおくことをおススメします。
以上、とりとめのない体験記ですが、参考になれば幸いです。