スタディングは通勤などの日常における不可避なスキマ時間を、思い出し作業の繰り返しによって基礎知識を定着させる時間へと変えてくれます。
受験勉強で大事なことは「思い出し作業(アウトプット)に重点を置くこと」と「基本を徹底的に繰り返して固める」ことの2つだと思います。
この点、スタディングの仕組みは申し分ないです。講義の直後に問題を解くことで講義の内容を思い出す作業が自動的に起こります。ある程度、基本講義を消化した後では、「AI復習問題」を使って思い出し作業が習慣化される仕組みになっています。
また、講義内容やテキストも枝葉の部分を極力切り落とし、基本的な部分に厳選されています。必ずしも高得点を取れるわけではないですが、合格を目標とした時に無駄な勉強が発生しません。多くの受験予備校テキストは受験生から「本番で出題されたのにテキストに記載がないじゃないか!」というクレームを恐れて、枝葉の論点も書き加えて、分量が多くなってしまいますが、スタディングのテキストは良い意味で割り切られています。
選択式の受験において、曖昧で中途半端な知識は有害です。自分の知識を知ってるか、知らないのどちらか、白黒はっきりさせて本番に臨まなければなりません。そうでなければ、2択まで絞って正答率50%の問題ですら、自分の誤った知識に引っ張られて正答率を下げていしまいます。そして、それは実務においても同様です。曖昧で中途半端な知識は実務でも役に立たないばかりか、むしろ判断を誤らせるので有害です。
したがって、合格だけを考えた場合でも、実務で知識を活かすことを考えた場合でも、スタディング以外の教材は不要です。スタディングの講義内容・テキスト・問題集を徹底的に繰り返し、正確な基礎知識を身につけて本番に臨めば十分に合格可能ですし、実務に役立つ知識になります。
スタディングは通勤などの日常における不可避なスキマ時間を、思い出し作業の繰り返しによって基礎知識を定着させる時間へと変えてくれます。結果として、非生産的な時間を投下することで機械的に長期記憶を量産する生産的な仕組みを生活習慣に組み込むことができます。