税理士のQ&A
有価証券の税効果に関する問題文中に「当該貸倒引当金及び評価損…
有価証券の税効果に関する問題文中に「当該貸倒引当金及び評価損について税効果会計上、当該金額を将来減算一時差異として取り扱う。ただし、当該将来減算一時差異に係る繰延税金資産は回収不能とする。」という文言を過去問でも見たことがあるのですが、この文章の意図が理解できません。どのように解釈すればよいのでしょうか。かみくだいて教えていただけますと幸いです。(過去問では財表の70回(前回の直前対策2、ゴルフ会員権)にありました。)
私の理解としましては、まず「評価損を計上する」というのは、時価が取得原価より下回っている場合に計上する評価損という認識で(減損処理もなのか)
また、「将来減算一時差異として取り扱う」ということは繰延税金資産を計上するということだが、「回収不能」とあるので繰延税金資産を計上しない、ということになって、結局は税効果を適用しないという指示なのかと解釈しましたが、間違いではないでしょうか。
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