税理士のQ&A

<質問内容> 贈与税の配偶者控除の不等号の使い方についてお教…

スタディング受講者
質問日:2022年11月12日
<質問内容>
贈与税の配偶者控除の不等号の使い方についてお教えください。
以下<テキスト抜粋1>③の不等号は「①(限度額)≦②(対象額)」ではなく「①(限度額)<②(対象額)」になると考えました。

<背景>
同じ枠内の考えを持つ相続時精算課税の特別控除枠は、以下<テキスト抜粋2>解答2.(1)の箇所の通り、「限度額≪対象額」ではなく「限度額<対象額」になっております。

生命保険金等の非課税金額の非課税枠も同じ不等号であったため、
 枠以下の 場合は不等号≪を使用
 枠を超える場合は不等号>を使用
の考えかと自分勝手ながら理解しておりました。

その中、贈与税の配偶者控除のみ不等号が異なったため、困惑しております。

a)贈与税の配偶者控除のみ考えが違うのか、
b)それとも私の理解自体が根底から誤っているのか、
c)私の理解が誤っているなら不等号をどのように考えれば良いのか、
をお教え頂けますでしょうか。


<テキスト抜粋1:贈与税の配偶者控除1>
具体例-1 贈与税の配偶者控除
解答
 (18,000+3,000+5,000-(注)20,000-1,100)×30%-650=820千円
(注) 贈与税の配偶者控除
① 20,000千円
② 18,000+※5,000=23,000千円
※ 5,000<7,000 ∴ 5,000千円
③ ①≦② ∴ 20,000千円

<テキスト抜粋2:相続時精算課税制度(贈与時の課税関係)>

具体例-1 相続時精算課税(贈与税額の計算)
解答
1.X1年分の納付すべき贈与税額
(1) 甲からの贈与
 20,000千円≦25,000千円 ∴ 0
(2) 甲以外の者からの贈与
 (5,000+3,000-1,100)×30%-900=1,170千円
(3) (1)+(2)=1,170千円
2.X2年分の納付すべき贈与税額
(1) 甲からの贈与
 (10,000-※5,000)×20%=1,000千円
※ 10,000>25,000-20,000=5,000 ∴ 5,000千円
(2) 甲以外の者からの贈与
 (5,000-1,100)×15%-100=485千円
(3) (1)+(2)=1,485千円
参考になった 1
閲覧 13

回答

スタディング 講師
公式
回答日:2022年11月15日
回答を見たり、質問するには
対象のコースを購入する必要があります。