税理士試験に合格できない最大の要因は何でしょうか?
それは、途中で税理士試験の勉強をやめてしまうことです。
これを図にしたのが「合格者のピラミッド」です。
税理士試験の場合、国税庁から公表されているデータは、受験申込者数、受験者数、合格者数、一部科目合格者数、合格率などです。
しかし、実際には、受験する前に「勉強を途中でやめてしまった人」がかなり多くいます。
次に、「申込みはしたものの受験しなかった人」がいます。
さらに、受験した人の中でも「最後まで勉強が終わっていなかった」ため、不合格になっている人が多いのです。
これらの人はすべて「最後まで完走しなかったため、不合格になった人」です。
もちろん、最後までしっかり勉強をしても、残念ながら不合格になってしまう人もいます。
税理士試験は、2018年度(平成30年度)より、不合格者の判定をランク(A~D)から得点(59点~0点)に変更していますが、最後まで勉強していれば、不合格であっても、50点~59点(Aランク)という判定になることがほとんどです。合格者とAランク不合格者の合計者数は受験者数の約3~4割といわれています。しかし、「途中でやめてしまった人」に比べると、圧倒的に人数は少ないです。
そのため、「合格者のピラミッド」の図の中で、「最後まで勉強した人」の枠に入ることが大切です。
これは当然のように思うかもしれませんが、現実には、仕事の都合などさまざまな理由で、図の「途中でやめてしまった人」の枠に入ってしまう人の方が多いのです。
「途中でやめなければ、合格する可能性がかなり高くなる」ということを覚えておきましょう。
勉強を途中でやめてしまう原因には、「勉強法や計画に無理がある」ことが多いです。
例えば、「毎日、仕事から帰った後に3時間勉強する」というのは大変です。
しかし、スタディングでは、スキマ時間で効率よく勉強できるため、忙しくても無理なく続けることができます。
また、「なかなか成績が上がらない」という問題も多くの人が抱えています。
これに対する解決法は「小さな一歩を積み重ねる」という方法が有効です。
スタディングのカリキュラムは、基本講座からスタートし、スマート問題集→トレーニング→テーマ別演習→実力テストと徐々に問題演習のレベルが上がるように設計されています。日々の学習の中で、少しずつ「できる」「わかるようになった」と実感できるようになるため、モチベーションが続きやすくなるのです。
税理士試験の勉強は長丁場となることが多いため、日々ゴールに近づいている実感は湧きにくいものです。
しかし、日々適度なレベルの講座を完了し、問題が解けるようになれば、やる気は継続しやすくなります。
講座の単位が比較的短い時間で設定されているため、日々クリアしていくことができます。
スマート問題集などの演習教材※では、終わるたびにスコアが表示され、前回からどれぐらい伸びたのかも一目で分かります。
※簿財2科目セットでは、スマート問題集、トレーニング、テーマ別演習、実力テスト、直前対策講座が対象。他税法科目では、スマート問題集が対象。
また、学習レポート機能では、毎日の学習時間や講座の完了数などが自動的に記録され、分かりやすいグラフで見ることができます。これを見ることで、学習の積み重ねを実感できるため、学習を続けようというやる気をキープすることができます。
さらに、スタディングには、勉強仲間機能という登録者専用のSNSがあります。資格勉強では、「勉強の習慣化」が合格に大きく影響するため、勉強仲間がいる人の方が合格しやすいという特徴があります。この機能を利用することで、税理士資格を目指す仲間を作り、勉強継続のモチベーションを保つことができます。