【税理士講座_藤田講師インタビュー/講座紹介編】スタディング税理士講座


税理士科目の中でも最難関の法人税法だからこそ
スモールステップで着実な理解を目指す


前回は、藤田先生が税理士講座の講師として活躍するようになった経緯や、スタディングで税理士講座を担当するようになったきっかけを、税理士の資格の魅力とあわせてお話していただきました。今回も引き続き、スタディング税理士講座主任講師の藤田健吾先生に、スタディング税理士講座の魅力や、講座の中で工夫しているポイントについて語っていただきました。


――スタディング税理士講座の魅力や特徴について教えてください。

法人税法は、税理士試験の中でも量が多く最難関の部類に入る科目です。なので、「その逆をいけばいい」という考え方のもと、1回あたりの講義の量をできるだけ小さく抑えて、スモールステップで進められるようにしていることがスタディング税理士講座の魅力です。あとはわかりやすさをとことん追求していることも、特徴のひとつですね。いくらたくさんの量をこなしても理解ができていなければつまらなくなりますし、勉強が続けられなくなりますから。

一般的な予備校の講義では、ひとつの単元で2時間半から3時間ほどの講義になります。一方、スタディング税理士講座ではきちんと受講生がついていけるように、ひとつの単元の講義を30分~1時間くらいにして、ステップを小さく、わかりやすくすることに心を砕いています。さらにその講義を細分化して1コマ当たりの時間を10~15分前後にすることで、スキマ時間を使っていつでもどこでも効率的に勉強できるようにしています。


――講義の構成やテキストの作成などで、どんな工夫をされていますか?

工夫は随所に凝らしていますが、カリキュラム上わざと項目を飛び飛びに設けていることがあげられますね。たとえば、1から10まで勉強しなければならないときに、1から10まで一気に1日でやるとなると大変ですし、理解も追いつきません。そこで、「今日はこの項目の①だけをやろう」「明日は別の項目の①をやろう」「1週間後に最初の項目の②をやろう」「3ヶ月くらい経ったら③を積み上げよう」というつくりにして、ひとつひとつ理解するための時間をある程度設けるようにしています。その間には、②や③を理解するために必要な周辺知識をいろいろ勉強していただいて、知識を積み上げやすい土台を築き、その上に次の項目を少しずつのせていく、という手法を取っているのです。

ある意味、砂で山を作っていく作業に似ていますね。みなさんも子どもの頃に砂場で山を作った経験があるかと思いますが、砂で山を作るときにはある程度の土台を作ったら水をかけて固めて、その上にまた砂をかけて、固めて……という作業を繰り返して山を高くしていきますよね。法人税法のカリキュラムもそれと同じです。目標まで知識を積み上げるには土台の部分をしっかり作り上げること、その上に知識を積み上げてちょうどいい高さにすることが何よりも大切です。スタディング税理士講座の法人税法では、そういうことを狙いとしています。


――ほかの予備校だと、細かい理論までカリキュラムに入っているものの、試験本番ではできなくていいとされることもあるようですね。

できなくていいものであれば、最初から見なくてもいいと思いますね。本試験で実際に細かい知識を問われるような問題が出たときに、「これ知ってる」という気持ちになりたくなる方もいるかもしれません。しかし、法人税法の試験は先ほどお話した通り難易度が高いので、知っているだけでその問題が解けるとは限らないんですね。なので、知らなくてよいこと、出たところで点数が取れないようなところは、はじめから見ないほうが幸せだと思います。 そう思える方はぜひスタディング税理士講座を利用して、勉強してほしいですね。逆に、「もう知らないところがない」という状態にしたい方は、ほかの予備校で勉強をすればよいでしょう。そのどちらを取るかは、受験をする人が自由に選べばよいと思いますね。

われわれのミッションは、きちんと合格できるカリキュラムをつくること、わかりやすい・勉強しやすい・続けやすい講座にすること。この2つだけはこれからもしっかり守らなければならないと感じています。


――中村先生が講師陣にいらっしゃることも心強いですね。

中村先生は、私が税理士試験の勉強をしていた頃から業界内でトップクラスの先生でした。私はたまたま講師と受講生という立場で出会い、その後も同じ予備校で仕事をしている期間が長かったことから、お互いのことをよく知っていたのです。だからお誘いできたんですが、このような間柄でなければ一緒にお仕事をするのは難しかったかもしれません。

昔から淡々としていて偉ぶらない方なのですが、スタディング税理士講座の簿財2科目を中村先生が担当していることは実はすごいことなんです。業界内でも、ひそかに注目している予備校講師は多いと思いますね。


――最後に、税理士講座を通して藤田先生が受講生さんに伝えたいことはどんなことでしょうか。

税理士試験は、天才しか受からない試験ではありません。勉強を頑張りぬいた方が合格できる試験です。そういう意味では、合格するのに一番大事なことは、「勉強を続けること」です。税理士試験は、がんばったらがんばっただけ自分のところに返ってくる試験です。なので、時間は長くかかるかもしれませんが、ぜひ勉強を続けて、それぞれが最初にかかげた「税理士」という夢を実現してほしいですね。

われわれが何とかしてあげられる部分は本当にわずかなもの。夢の実現に向けてがんばるみなさんを、講師としてどう応援できるかについては、引き続き追求していきたいと思います。

No Image 藤田 健吾(ふじた けんご) プロフィール

1972年東京都生まれ。専修大学商学部会計学科卒業。1998年から大手資格学校にて税理士講座法人税法の受験指導を行う。教材制作、講義、受講相談、質問回答など税理士試験の受験指導に関わるあらゆる業務を担当。看板講師として多数の合格者を輩出する。

その後も継続して、新たな学習システムを探し求め、教育、出版会社にて、講師、講座・教材の企画・制作を担当する。 さらに、2014年J.コネクション株式会社を設立し、受験指導の傍ら、士業を支援する事業を展開している。

2015年、「スタディング」を開講していた「KIYOラーニング株式会社」と出会い、同社の「スタディング」のノウハウに自らの受験指導経験を融合させた「スタディング 税理士講座」を開発。同講座主任講師 兼 法人税法の講義・教材制作を担当。2015年12月末の開講以来、驚異的なスピードで受講者を増やす(だろう)。「スタディング 税理士講座」で、合格者を多数輩出するために講座の開発に没頭する日々を送っている。

J.コネクション株式会社 代表取締役

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