宅建士のQ&A
問題 8 抵当権・法定地上権【平成30年 第6問】 Aが所…
問題 8 抵当権・法定地上権【平成30年 第6問】
Aが所有する甲土地上にBが乙建物を建築して所有権を登記していたところ、AがBから乙建物を買い取り、その後、Aが甲土地にCのために抵当権を設定し登記した。この場合の法定地上権に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、誤っているものはどれか。
1 Aが乙建物の登記をA名義に移転する前に甲土地に抵当権を設定登記していた場合、甲土地の抵当権が実行されたとしても、乙建物のために法定地上権は成立しない。
1 誤り。土地とその土地上の建物が同一所有者に属する場合において、土地のみにつき抵当権が設定されてその抵当権が実行されたときは、建物の名義が前主のままであっても法定地上権が成立します(判例)。
≪質問≫回答の説明で「建物名義が前主のままであっても法定地上権が成立します」という点が理解できません。
土地と建物が同一所有者に属するという要件がありますが、これとの違いが分かりません。説明をお願いします。
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