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問題 7 連帯債務・連帯保証【平成20年 第6問】一部改題…
問題 7 連帯債務・連帯保証【平成20年 第6問】一部改題
AからBとCとが負担部分2分の1として連帯して1,000万円を借り入れる場合と、DからEが1,000万円を借り入れ、Fがその借入金返済債務についてEと連帯して保証する場合とに関する次の記述のうち、民法の規定によれば、正しいものはどれか。
1.Aが、Bに対して債務を免除した場合にはCが、Cに対して債務を免除した場合にはBが、それぞれ500万円分の債務を免れる。Dが、Eに対して債務を免除した場合にはFが、Fに対して債務を免除した場合にはEが、それぞれ全額の債務を免れる。
2.Aが、Bに対して履行を請求した効果はCに及ばず、Cに対して履行を請求した効果はBに及ばない。Dが、Eに対して履行を請求した効果はFに及び、Fに対して履行を請求した効果はEに及ばない。
3.Bについて時効が完成した場合にはCが、Cについて時効が完成した場合にはBが、それぞれ500万円分の債務を免れる。Eについて時効が完成した場合にはFが、Fについて時効が完成した場合にはEが、それぞれ全額の債務を免れる。
4.AB間の契約が無効であった場合にはCが、AC間の契約が無効であった場合にはBが、それぞれ1,000万円の債務を負う。DE間の契約が無効であった場合はFが、DF間の契約が無効であった場合はEが、それぞれ1,000万円の債務を負う。
解答は2となっており、解説ワンポイントには、
連帯債務者の絶対効は、①弁済(代物弁済・供託)、②更改、③相殺、④混同について生じます。
連帯保証人に生じた事由が、主たる債務者に影響を及ぼすものは、①弁済(代物弁済・供託)、②更改、③相殺、④混同です。
と記載がありますが、1~4の選択肢についてどの部分が絶対効及び相対効にあてはまるのかがよく分かりません。テキストにも1~4に当てはまるパターンを見つけることができませんでしたのでより詳細に解説いただけますと幸いです。
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