宅地建物取引士資格試験(宅建試験)の試験制度

まずは試験制度を知ろう。

宅建士試験は、毎年10月の第3日曜日に、全国各都道府県の試験会場で一斉に実施されます。主催者は「財団法人 不動産適正取引推進機構」というところです。


試験は、4つの選択肢から1つの正答を選択してマークシートする選択式試験で、問題数は50問。制限時間は2時間です。合格基準点は毎年変わりますが、概ね7割以上(=35問以上)正解すればほぼ合格となります。

合格発表は毎年12月初旬です。合格の場合は、合格証書が届きます。

合格者が「宅地建物取引主任士」に登録をするには、2年以上の実務経験があるか、または「登録実務講習」を受けて「2年以上の実務経験と同等の能力」があると認められることが必要です。

宅建士試験の出題範囲は以下の通りです。


出題範囲



1.土地の形質,地積,地目及び種別並びに建物の形質、構造及び種別に関すること。

2.土地及び建物についての権利及び権利の変動に関する法令に関すること。

3.土地及び建物についての法令上の制限に関すること。

4.宅地及び建物についての税に関する法令に関すること。

5.宅地及び建物の需給に関する法令及び実務に関すること。

6.宅地及び建物の価格の評定に関すること。

7.宅地建物取引業法及び同法の関係法令に関すること。

なお、宅地建物取引業者(以下「宅建業者」の従業者で、国土交通大臣の登録を受けた登録講習機関による「登録講習」を受講して修了した場合は、上記の1番と5番に関する問題(計5問)が免除となり、45問となります。この場合、試験時間は1時間50分となり、やはりおおむね7割以上正解できればほぼ合格できます。


また、出題の根拠となる法令は、その年の4月1日時点で施行されているものとなります。したがって、毎年、その法改正部分についても注意しておく必要があります。

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