【司法書士講座講師インタビュー/講師紹介編】スタディング司法書士講座

受験指導も司法書士の仕事も両方やりがいのある仕事。

「現状を変えたい」という受講生を全力でサポートしたい。


司法書士講座で熱心に講座運営を行う傍ら、現業の司法書士としても活躍されている山田巨樹講師。

意外にも、司法書士を目指そうと決めたとき、司法書士がどんな仕事をするかを知らなかったといいます。
そんな山田先生に、司法書士に合格して受験指導講師としても司法書士としても活躍されるようになるまでの経緯について語っていただきました。


就職氷河期の先輩方の厳しい就職活動・多くの大手企業の合併を見て資格を取って独立を目指した。

――山田先生が司法書士を目指したきっかけについて教えてください。

私が大学生の頃は超就職氷河期。大学の先輩方が厳しい就職活動を強いられているのを見て「大変そうだな」と思っていました。また、当時は大手企業の合併も盛んに行なわれていたこともあり、「どこかの企業に就職するより、独立できる資格を取って独立開業を目指そう」と考えました。

そこで、大学2年の夏に大学生協に弁護士、税理士、会計士などさまざまな資格のパンフレットを受け取りに行って比較検討。当時はまだ司法書士がどんな仕事をするのか知らなかったのですが、独立できる資格で(旧)司法試験よりも受かりやすそうに思えたので、司法書士の資格を取ろうと決めたのです。

勉強を始めたのは3年生になってから。3年生になり、周りの友人たちが就職活動をし始めたので、「自分もそろそろ本格的に勉強しよう」と本腰を入れるようになりました。そこで初めて気づいたんです。司法書士がとんでもなく難しい試験だということに(笑)。でも、予備校に高額の授業料を払った後だったので、覚悟を決めて勉強を続けた結果、大学を卒業した年に無事合格を手にしました。


――合格してから就職活動を始められたのですか?

実は、模試の成績がけっこう良かったためか、通っていた予備校から「スタッフにならないか」と声をかけられてそのままその予備校で仕事をするようになりました。そのまま15~6年ほどその予備校で教鞭を取る一方、司法書士の友人の事務所に時々お手伝いに行って実務経験を積みました。

ところが、その間にスマートフォンが普及してきたこともあって、「これからはインターネットを使ってパーソナルな時間で勉強することが主流になる。だから、教室型の授業は流行らないだろう」と考えるようになりました。


これから主流となると感じたオンライン講座の講師になることと、司法書士事務所の設立が同時期に実現。

――スタディングにジョインされた経緯についても教えてください。

インターネット検索をしていて、目に留まったのが当時の旧通勤講座(現:スタディング)でした。当時は、綾部社長がワンルームマンションで中小企業診断士の講座を一人で運営されていた頃。綾部社長に連絡を取って「一緒にやりませんか」と声をかけ、ジョインさせてもらうことになりました。それとほぼ同じ頃に、東京都東村山市に司法書士事務所を構え、独立開業の夢も叶えました。


事務所への集客はホームページの作成で実施。遠出しないと相談できないと悩んでいた地元の個人の方の悩みの解決につながってもいた。

――スタディングで講座の運営も司法書士事務所の開業も同時だったんですね。司法書士事務所のほうを軌道に乗せるために、どのようなことをされていたのですか。

地域の方に知っていただくために、ポスティングをするほか、ホームページを作りました。

不動産登記や法人登記などをメインにしている司法書士だと不動産業者や企業、銀行とつながりがあればホームページを作っていなくても仕事が来るケースが多いのではないかと思います。一方、私は相続・遺言・成年後見という個人向けの業務をしようと決めていたので、ホームページで集客をすることにしました。

当時、東村山市にはホームページを開設している司法書士事務所はほとんどありませんでした。そのため、ホームページを開設してすぐに検索のトップに来るようになり、徐々にお客様がつくようになりました。そのため、ポスティングは半年程度でやめました。 ホームページを開設してわかったのが、「新宿や立川といった大きな街に行かなければ相談できないと思っていた」というお客様が多いことです。なので、東村山市のように司法書士がホームページで集客できる場所は日本全国に多く残っていると思います。


――相続・遺言・成年後見をメイン業務に選ばれたのはなぜですか?

開業したからには、お金はある程度は稼ぎたいとは思っていましたが、それ以上に時間を自由に使いたいと思っていました。
そして、相続・遺言・成年後見の業務は、基本的にこちらの決めた日程で仕事ができますので、メイン業務として選びました。

そのおかげで、仕事以外の時間も十分にとることができています。


司法書士は、弁護士と異なり、紛争性のある案件を扱うことがない。これが司法書士の最大の魅力。

――山田先生の考える、「司法書士」という職業のやりがいや魅力は何だと思いますか?

司法書士は、弁護士と異なり、紛争性のある案件を扱うことができません。私にとってはこれが司法書士の最大の魅力だと思っています。

人によると思いますが、私の場合、紛争性のある案件を扱うと、相手方からの苦情等も多々受けなければならないことから、とてもストレスを感じると思います。また、想定していた結果ではない等、依頼者からも攻撃を受けている弁護士を身近で見ているため、自分には耐えられないと思いました。

司法書士の業務も、お客様の大切な財産を扱う業務ですし、書面作成等では、一字一句間違うことができない等、ストレスがまったくないとは言いません。しかし、対立当事者等がいませんので、自分自身がしっかりと業務を管理することで、ストレスを減らすことができるのではと思っています。


司法書士はきちんと期限は守る、依頼者との連絡をしっかり取るなど、一般的な社会常識があれば誰でもなれると仕事。

――司法書士に向いている人はどんな人ですか?

きちんと期限は守る、依頼者との連絡をしっかり取るなど、一般的な社会常識があればどなたでもなれると思います。また、書類の細かいチェック業務も多いので細かいところに気がつく人とか、法改正情報を常にアップデートできる人とかですね。あとは先ほどもお話したとおり、紛争解決に携わることはほぼないので、心穏やかに仕事をしたいという人にもおすすめします。


司法書士の資格は、人生を変える可能性を多分に秘めている資格。現状を変えたいと思っている方には、最後まで頑張って欲しい。

――最後に、受講生の方に講座を通して伝えたいことは何ですか?

司法書士の資格は、人生を変える可能性を多分に秘めていますので、現状を変えたいと思っている方は、頑張って欲しいと思っています。

私は、講師の仕事は、司法書士試験を目指している方を合格レベルまで引き上げることだと思っています。合格レベルまで到達した方ですと、合格するためには各自で何をすべきか把握できる状態になっていると思います。そして、合格レベルに到達するためには、多肢択一式も記述式も、徹底的に過去問を攻略することですので、がんばって繰り返し学習することで、ぜひとも攻略して欲しいと思っています。

No Image 山田 巨樹 プロフィール

1974年山口県生まれ。明治大学法学部法律学科卒業。司法書士試験合格後、1998年から大手資格学校にて司法書士試験の受験指導を行う。教材制作、講義、受講相談、質問回答など司法書士の受験指導に関わるあらゆる業務を担当。多くの合格者を輩出する。

その後、大手通信教育会社に入社し、教材の企画・制作、情報誌の編集等を担当する。

大手法律事務所に勤務し、幅広い業務を担当。その傍ら、宅建の養成講座の制作・指導も担当し、多くの宅建の合格者も輩出。

さらに、司法書士事務所を開設し、独立開業の夢を実現。債務整理、相続・成年後見、交通事故、登記など、地元密着型で信頼される事務所として実績を積む。

2014年、「スタディング」を開講していた「KIYOラーニング株式会社」と出会い、同社のノウハウに自らの司法書士合格法を融合させた「スタディング 司法書士講座」を開発。2014年12月末の開講以来、驚異的なスピードで受講者を増やす。「スタディング」で、合格者を多数輩出するために講座の開発に燃えている。

東村山司法書士事務所 代表

司法書士、行政書士(有資格)、宅地建物取引主任者(有資格)


著書
通勤時間で攻める!司法書士スタートアップテキスト<第2版>(中央経済社)

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