中小企業診断士のQ&A
第2問についての質問です。 設問1の途中で、(a)では除却…
スタディング受講者
質問日:2019年10月02日
第2問についての質問です。
設問1の途中で、(a)では除却損による節税効果を
税引後キャッシュフローに追加しています。
様々な問題を取り組んだ後で再度この問題を解くと、
「除却損による節税効果」というよりは、「利用を
止めたことに依る処分価格(200万円)」を税引後
キャッシュフローに(税効果を気にせず単純)加算
するものだと思ってしまうのですが、なぜ除却損
による節税効果なのでしょうか。
また、税引後キャッシュフローの求め方ですが、
以下のような認識で抜け漏れないでしょうか。
※もっと短く考える方法はないでしょうか
税引後キャッシュフロー =
営業利益(売上 - 費用 - 減価償却費) × (1 - 税率)
+ 非原価支出項目(減価償却費)
+ 他事業活動の税引前利益 × (1 - 税率)
+ 他事業活動の税引前損失 × 税率
+ 設備除却損 × 税率
± 運転資本の増減額
+ 意思決定期間終了後の設備処分価額(0orプラスの値)
- 各期の(純)投資額
(- 全体を通して発生した投資額)
設問2に関しては、(b)では新設備の耐用年数が1年
残っています。
そう考えると、それ(新設備の残存価格300万円)を
5年目の税引後キャッシュフローとして単純加算した
うえで、税引後キャッシュフローを計算しないと
意思決定会計としては比較ができないような気が
するのです。
どのように考えれば解説のように解くことができる
のでしょうか。
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