中小企業診断士のQ&A
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質問に対する回答
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Q.合格模試-問題2財務・会計 問題14ですが
変動費率の計算で
変動費(240+160+100+100)✕1000個÷売上(800個✕単価1000円)
と計算しないのか理解できません。
解説では、一つあたりの単価で計算していますが
全体の売上で計算しない理由がわかりません。
A.結論からいうと、全体の売上で計算しても1個あたりの販売単価で計算しても同じです。
解説では、計算量を増やさないようにするため、問題文で提示されている1個あたりの単価で計算しています。
問題文で、全体の変動費等が提示されている場合は、全体の売上から計算したほうが早いです。
もちろん、以下のように同じ結果になります。
▼1個あたりで計算したとき
変動費率(%)
=変動費÷売上高×100
=1個当たりの変動費÷販売単価×100
=(製造原価+直接材料費+変動費+変動販売費)÷販売単価×100
=(240+160+100+100)÷1,000×100
=600÷1,000×100
=60%
▼全体の売上で計算したとき
変動費率(%)
=変動費÷売上高×100
=(製造原価+直接材料費+変動費+変動販売費)×販売量÷販売単価×販売量×100
=(240+160+100+100)×800÷1,000×800×100
=600×800÷1,000×800×100
=480,000÷800,000×100
=60%
本試験では1時間あたり、25問の問題が出題されます。単純計算っで1問あたり2.4分しか解答時間がありません。そのため、計算量を減らして、すばやく正答までたどり着くような工夫が必要です。
解説は以上となります。
■ここから
上記回答をいただいたのですが、変動費の個数が
なぜ1000個ではなく、800個なのでしょうか?
製造は1000個のため
お手数ですがよろしくお願いします
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