中小企業診断士のQ&A

令和5年度 問題 5 物価指数 実質GDPの求め方につい…

スタディング受講者
質問日:2024年5月15日
令和5年度 問題 5 物価指数

実質GDPの求め方についてですが、選択肢bの解説ではテキスト通りの実質GDPの求め方になっていますが選択肢dの解説での2022年の実質GDPの求め方は【2022年の実質GDP=商品A(200円×8個)+商品B(100円×8個)=2,400円】となるのはどうしてですか?
実質GDPの求め方は【2022年の実質GDP=商品A(200円×8個)+商品B(100円×8個)=2,400円】この計算式で行っても問題ないということでしょうか?

また、dの【2020年の実質GDP=商品A(200円×10個)+商品B(100円×5個)=2,500円】この計算は2020年の名目GDPではなく実質GDPの計算になるのでしょうか?公式で見ると名目GDPのように思えるのですが…。

ご回答の程よろしくお願い致します。


====以下参考====

b:正しい記述です。実質GDPは、名目GDPから物価の影響を除き、生産量の変化だけを捉えるものです。2022年の実質GDPは、
2022年の名目GDP
GDPデフレータ ×100で求めます。よって、2,400円÷100×100=2,400円となります。(GDPデフレータの算出方法は、記述cの解説参照)。

d:誤りの記述です。2020年から2022年にかけての実質GDPの成長率は、マイナス4%になります。実質GDPは物価の影響を除き、生産量の変化だけを捉えるものです。したがって、2020年の物価を用いて、次のように計算します。

2020年の実質GDP=商品A(200円×10個)+商品B(100円×5個)=2,500円

2022年の実質GDP=商品A(200円×8個)+商品B(100円×8個)=2,400円

実質GDPの成長率=(2,400円-2,500円)÷2,500円=-0.04 (-4%)
参考になった 1
閲覧 11

回答

芳田 講師
公式
回答日:2024年5月27日
回答を見たり、質問するには
対象のコースを購入する必要があります。