中小企業診断士のQ&A
問題 12 財政・金融政策 【平成22年 第6問】(設問1)…
問題 12 財政・金融政策 【平成22年 第6問】(設問1)
以下回答文について記載します。
aは、貨幣需要の利子感応度が小さい場合の効果について問われています。
先ほど説明したとおり、財政政策を実行すると、利子率も上昇します。貨幣需要の利子感応度が小さい場合、LM 曲線の傾きは急になり、貨幣市場が均衡するために必要となる利子率の上昇幅は大きくなります。よって、クラウディング・アウトも大きくなるため、aの記述は不適切です。
貨幣需要の利子感応度というワードがよくわかりません。
上記設問では流動性のわなの状態になっていない前提での話であって、IS曲線が財政政策により、財市場にて乗数効果で右にシフトしたのち、貨幣市場と均衡するべくクラウディングアウトによって左にシフトするものと理解しております。
財政政策(政府支出や現在)はIS曲線が右にシフトし、貨幣市場と均衡するには国民所得が調整されることとして理解しているので、LM曲線の傾きや利子率が財政政策によってなぜ変化するのかがわかりません。
加えて、投資の利子感応度が大きい場合に、利子率の上昇に対する投資の減少幅が大きくなるという点も解説をいただきたいです。
宜しくお願いします。
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