中小企業診断士のQ&A
「過去問セレクト演習-6-5 株式会社の設立と資金調達」の「…
「過去問セレクト演習-6-5 株式会社の設立と資金調達」の「問題 6 募集株式の発行 【平成30年 第4問】」に関して質問いたします。お問い合わせのフォームで誤りと思われる箇所としてご連絡し、講座ご担当の方から2度ご回答をいただきました。ご回答の内容が理解できないため、学習Q&Aサービスを利用して質問いたします。
質問: スタディングの「正解と解説」では、募集株式を引き受ける投資家の投資による企業価値の増加分が以下のように書かれています。計算根拠をご教授いただけますか。
選択肢ア: 25億円
選択肢イ: 12.5億円
選択肢ウ: 10億円
選択肢エ: 5億円
私の計算では、募集株式を引き受ける投資家の投資による企業価値の増加分は以下のようになります。
選択肢ア: -7.5億円
選択肢イ: 0.7億円
選択肢ウ: 2億円
選択肢エ: 3.5億円
選択肢アで私の計算根拠を説明いたします。
1)第三者割当増資実施前の1株当たりの企業価値
・X社の企業価値: 100億円
・発行済株式総数: 10株
・1株当たりの企業価値(企業価値÷発行済株式総数): 100億円 ÷ 10 = 10億円
2)第三者割当増資募集株式を引き受ける者の1株当たりの払込価額
・募集金額: 40億円
・募集株式の数: 2株
・1株当たりの払込価額(募集金額÷募集株式の数): 40億円 ÷ 2 = 20億円
3)第三者割当増資が実施されX社が投資を実行した後の1株当たりの企業価値
・X社の企業価値: 150億円
・発行済株式総数(第三者割当増資実施前の株式総数+募集株式の数): 10株 + 2株 = 12株
・1株当たりの企業価値(企業価値÷発行済株式総数): 150億円 ÷ 12 = 12.5億円
4)第三者割当増資を引き受ける者の1株当たりの企業価値増加分
・第三者割当増資を引き受ける者の1株当たりの払込価額: 20億円
・第三者割当増資が実施されX社が投資を実行した後の1株当たりの企業価値: 12.5億円
・第三者割当増資を引き受ける者の1株当たりの企業価値増加分: 12.5億円 – 20億円 = -7.5億円(すなわち、損失)
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