中小企業診断士のQ&A
テキスト2-8-18の記載に、「ちなみに、先ほどの例(※下記…
テキスト2-8-18の記載に、「ちなみに、先ほどの例(※下記)の中で出てきた、株式 X と株式 Y の標準偏差の加重平均の約 6.73 という点は、相関係数=1 の線の上に存在します。」という文言がありました。
この点に関して、株式 X と株式 Y の相関係数は約-0.95 で負の相関(相関係数=-1 に非常に近いため、2 つの株式は景気の動向に対して正反対に近い動きをする)にありながら、上記の株式 X と株式 Y の標準偏差の加重平均が相関係数=1の線の上に存在する、という内容が理解できませんでした。
60%対40%で株式Xと株式Yのポートフォリオを組むのと、同比率にて株式Xと株式Yの標準偏差の加重平均を取る、というのは意味合いが違うという事でしょうか。ご教示頂けますようお願い致します。
(※2-8-12抜粋)
先ほどの個別の株式の標準偏差は、株式 X が約 8.12、株式 Y が約 4.65でした。これと比較するとポートフォリオの標準偏差は、3.15 となり個別の株式よりも小さくなっていることがわかります。つまり、単独で投資するよりも、株式を組み合わせた方がリスクは小さくなっています。
ちなみに、株式 X と株式 Y の標準偏差の加重平均を取ると、約 6.73 となります。
ポートフォリオの標準偏差は 3.15 ですので、ポートフォリオを組むことによりリスクが低減していることがわかります。
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