中小企業診断士のQ&A
基本テキストの2-7-11にフリーキャッシュフローの説明とし…
基本テキストの2-7-11にフリーキャッシュフローの説明として以下の記載があります。
フリーキャッシュフローの基本的な考え方は、事業活動によって得た資金から、投資した資金を引いたものになります。つまり、投資分を除いた純粋な収入を表します。
FCF=営業利益X(1-実効税率) +減価償却費-運転資本↑-投資額
また、基本テキストの2-7-15にNPVの説明として以下の記載があります。
正味現在価値は、フリーキャッシュ・フロー(FCF)の現在価値として計算します。よって、正味現在価値の式は、
NPV =CIF11 +r+CIF2(1 +r)2+・・・+CIFn(1 +r)n-投資額
ここでの疑問なのですが、FCFにある「投資額」とNPVにある「投資額」の意味に違いがあるのかどうかが理解できないでおります。以下、具体的に説明します。
(1) FCF:ここでいうFCFは投資効果の出ている期間中のうちの1年間についてのFCFのことと理解しています。一方で、そうだとすると、右辺で最後にマイナスしている「投資額」もその1年間の「投資額」と理解できます。
(2)NPV:NPVの式の右辺はでマイナスしている「投資額」は初年度始めに支出する投資額のことと理解しています。
(3)以上より、同じ「投資額」ではあるものの投資効果期間中の中の1年間の「投資額」なのか、それとも初年度の「投資額」のことなのかが分からなくなってしまいました。
(4)さらに、Web等を見ますと、正味CFとして、
正味CF=営業利益X(1-実効税率) +減価償却費-運転資本↑
とあり、正味CFでは投資額をマイナスしておりません。このことから、「正味CF=FCF-投資額」と考えられるのですが、この理解で正しいのかどうかも分からない状態です。
文章での説明が難しく、意図をきちんとお伝えすることができているか不安がありますが、ご教示いただきますようお願いいたします。
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