中小企業診断士のQ&A
問題 6 キャッシュフロー計算書 直接法 営業収入 につきま…
問題 6 キャッシュフロー計算書 直接法 営業収入 につきまして質問です。
下記の計算式についてです。
貸倒引当金繰入額を200入れて、残高が500のところ期末400ですので、キャッシュは100しか
動いていない。または損益計算書で貸し倒れ損失が100なのに、当期貸倒高が200になるのかがわかりません。
貸借対照表で引当金の増減がでているに損益計算書の貸倒損失をブラスする必要があるとももわかりません。
すみませんが、教えてください。
該当箇所です。
当期貸倒高 =-貸倒引当金増加高 + 貸倒引当金繰入額 + 貸倒損失
=-(400-300)+ 200 +100
= 200
以下、回答コピーです。
キャッシュフロー計算書の直接法に関する、営業収入の知識を問う問題です。
「営業収入」は、損益計算書の売上高に対応するキャッシュの増加項目です。営業収入では、売上のうち売上債権を回収できていないものを控除する必要があります。ただし、売上債権が貸倒れで回収できない場合もあります。この場合は、貸倒れの分だけさらにキャッシュをマイナスする必要があります。
●営業収入(貸倒のある場合)
営業収入=売上高-売上債権増加額-当期貸倒高
●当期貸倒の求め方
当期貸倒高=-貸倒引当金増加額+貸倒引当金繰入額+貸倒損失
営業収入を計算するうえで、当期貸倒高の算出は重要です。慣れるまではボックス図で理解することがポイントです。
正解:ア 150,000 - 20,000 - 200
営業収入は、「売上高 - 売上債権増加高 - 当期貸倒高」で求めます。まず当期貸倒高は次の式で求めることができます。
当期貸倒高 =-貸倒引当金増加高 + 貸倒引当金繰入額 + 貸倒損失
=-(400-300)+ 200 +100
= 200
よって営業収入は、以下のように求められます。
営業収入 = 売上高 - 売上債権増加高 - 当期貸倒高
= 150,000 - 20,000 - 200
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