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問題 3 税効果会計 【平成26年 第3問】 選択肢アでは…

スタディング受講者
質問日:2023年6月10日
問題 3 税効果会計 【平成26年 第3問】

選択肢アでは、「将来における課税所得の減少は評価性引当額の増加を招く」とあります。課税所得の減少ということは、将来減算一時差異となり、繰延税金資産が計上されます。繰延税金資産は、将来減算一時差異が解消される時に課税所得を減少させて、税金負担を軽減できます。そのため、他の条件が一定の時、将来における課税所得の減少は、繰延税金資産の回収可能性を下げ、評価性引当額の増加に繋がります。よって、適切です。

選択肢ウでは、「当期の業績低下は評価性引当額の増加を招く」とあります。当期の業績が低下すると課税所得が減少する可能性が発生します。課税所得が減少する可能性が生じることによって、評価性引当額が増加するとはいえません。よって、不適切です。

選択肢アとウはどちらも課税所得が減る話だと思いますが、アでは評価制引当額が増加し、ウは増加するとは言えないとなっています。
違いがわからないので教えてください。
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回答

音 講師
公式
回答日:2023年6月14日
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