中小企業診断士のQ&A
期待信頼度とリフト値について テキスト30ページ での説明で…
期待信頼度とリフト値について
テキスト30ページ での説明では以下説明がされています。
<期待信頼度>
特定の商品 B を単独で買う確率でその商品の人気を判断する割合です。
期待信頼度=商品 B の顧客数÷全体顧客数
<リフト値>
信頼度と期待信頼度の比率です。たとえば、特定の商品 A、もしくは特定の商品 B 単体の人気度と、商品 A と商品 B の因果関係のどちらが強いかを判断します。
リフト値=信頼度÷期待信頼度
期待信頼度は商品Bが「単独で購入される」確率とあり、
リフト値は商品AまたはB「"単体の"人気度」と商品 A と商品 B の因果関係のどちらが強いか
とあります。
この解説を拝見して、リフト値とは、商品Aに関連して商品Bを買った人数と、商品B単体で買った人数とを比較して、商品Bそのものも人気を図る指標だと理解しました。
一方、テキスト31ページの令和4年第39問解説において、期待信頼度は3/10で計算されています
・商品 A の購入:350 件
・商品 B の購入:50 件
・商品 A と商品Bを両方購入:250 件
・全体の購入件数:1000 件
3/10 = 300/1,000であり
分子300は「商品 B の購入:50 件
+商品 A と商品Bを両方購入:250 件」と読めました。
ここからが質問ですが
30ページの解説では商品B「単独の購入者」とあったにもかかわらず、
31ページの期待信頼度の計算においては、商品Bの購入者を「商品Bの購入者数50人+商品Aと商品Bを両方購入した人数250人=300人」としています。
商品B単独の人気を図るなら分子は商品Bのみを購入した50人を使うべきで、期待信頼度は50/1,000=1/20となり、
リフト値は25/3(=信頼度5/12÷期待信頼度1/20)ではないかと思いました。
30ページでの期待信頼度の説明では商品「単体」や「単独」とありましたが、31ページの計算では商品Aと商品Bの同時購入者が加わる点、ここの解説をいただけると幸いです。
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