中小企業診断士のQ&A
問題11の設問2のaの考え方について質問させてください。 …
問題11の設問2のaの考え方について質問させてください。
1) 問題 11 財政・金融政策 【平成22年 第6問】(設問2)
貨幣需要の利子感応度が小さい場合、貨幣をいくら供給しても利子がなかなか下がらない状況(LM曲線の傾きは急)になるものと考えます。
利子が下がらないので、投資が増えない、国民所得も増えない、金融政策の効果が出にくい。設問2のa)の回答は不正解のように思います。
御社の回答は別の角度から説明されていますが、貨幣市場が供給超過になっている状況にないのでなぜそうなるのかわからないです。
勘違いがあるかもしれませんが、アドバイスを頂ければと幸いです。
(グラフでの理解ができれば良いのですが)
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(設問2)
文中の下線部②について、金融政策の効果に関する説明として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
a 貨幣需要の利子感応度が小さいほど、貨幣供給の増加に伴う利子率の低下幅が大きく、金融政策の所得拡大効果が大きくなる。
(解説)
aは、貨幣需要の利子感応度に関する記述です。
貨幣市場が供給超過になっている場合、利子率は需給が均衡するまで低下していきます。貨幣需要の利子感応度が小さい場合、需給を均衡させるためには大幅に利子率を低下させる必要があります。利子率が大幅に低下すると、投資の増加も大きくなるため、金融政策の効果は高まります。よって、aの記述は適切です。
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