中小企業診断士のQ&A
問題 5 模倣困難性 【平成30年 第3問】 選択肢イが不…
問題 5 模倣困難性 【平成30年 第3問】
選択肢イが不適切である理由に付きましてもう少し詳しく教えてください。
イ.C社が、新規事業に必要不可欠な経営資源を、その将来における最大価値を下回るコストで入手した場合、競合会社D社が、C社より相当に高いコストでも同様の経営資源を獲得できる限り、C社の経営資源に模倣困難性はない。
が不適切であるという説明で、
>選択肢イは不適切な記述です。模倣対象者C社にとっては、取得することで
>収益性が高まる設備であっても、模倣者D社にとっては、高いコストでなければ
>取得できないのであれば、VRIOフレームワークの4つの問いの最初の問いにあたる
>「競争均衡」、つまり、単に強みがある状況すら得られません。
>従ってC社の資源には模倣困難性がないとは言えません。
とのことですが、D社にとっては高いコストを支払うことで手に入れることができるのであれば、コストが許せば模倣は困難ではない と考えることはできないのでしょうか?
C社にとっての必要な経営資源であることが分かっている
→高いコストを支払うことで取得可能であれば経路依存性はない。
因果関係も分かっているため因果曖昧性に該当しない。
と考えると、模倣困難性はないと言えるのではないでしょうか?
選択肢を比べると、ウのほうがより適切な答えであるため、ウが正解となることはわかりますが、
イが不適切であるという部分をもう少し詳しくご説明願います。
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