中小企業診断士のQ&A
ある設備について、1,000 時間の負荷時間内での設備データ…
ある設備について、1,000 時間の負荷時間内での設備データを収集したところ下表が得られた。
基準サイクルタイム 5分/個
稼働時間 800時間
加工数量(不適合品を含む) 6,720個
不適合品率 20%
以下の改善施策を、期待される設備総合効率の高い順に並べたものとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。ただし、負荷時間は同じで、その他の条件も変わらないものとする。
a 不適合の原因を検討して、不適合品率を20%から15%にする。
答え:不適合品率を20%から15%に改善することは、良品率が80%から85%へ改善することと同じです。よって、良品率は85%÷80%=1.062倍上昇します。
b 速度低下の原因を改善して、加工数量を6,720個から7,680個にする。
答え:加工数量を6,720個から7,680個に改善した場合、性能稼働率は7,680÷6,720=1.142倍上昇します。
c 段取作業を改善して、停止時間を半減させ、稼働時間を800時間から900時間にする。
答え:稼働時間を800時間から900時間に改善した場合、時間稼働率は900÷800=1.125倍上昇します。
過去問解答の答えが b-c-a とのことでこれは倍率が大きい順だと思います。
しかし実際に出来上がり良品数を計算すると
a 良品数 6720*0.85-6720*0.8=5712-5376=336個プラス
b 良品数 7680×0.8-6720×0.8=6144-5376=768個プラス
c 良品数 900時間×60分÷5分×0.8-800時間×60分÷5分×0.8-=8640個-7680個=960個
となり正しい答えはc-b-aのオが答えだと思いますがいかがでしょうか。
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