中小企業診断士のQ&A
スマート問題集:5-1 消費者行動と需要曲線 問題4 限界代…
スマート問題集:5-1 消費者行動と需要曲線
問題4 限界代替率 について。
問題は、
「下図は財xと財yの無差別曲線を表している。この2つの図から読み取れる限界代替率に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。」
とあり、
正解選択肢(のうちの一つ)は、
「b 図Aは図Bと比べて、限界代替率が大きい。」であり、
「a 図Aは図Bと比べて、限界代替率は小さい。」は誤りの選択肢となっております。
誤りの選択肢aの解説では、次のように述べています。
「無差別曲線の傾きを比較すると、図Aの傾きが急に描かれています。傾きが急な無差別曲線は、ある財(財x)を1単位減らしたとき、効用水準を一定に保つためには、他の財(財y)をより多く増やす必要があります。よって、限界代替率は大きくなります。図Aは図Bと比べて、限界代替率が大きいと言えます。」
しかし、この解説は、財xから主観的に考えた場合であって、財yを主観的に考える場合には、次のようにならないのでしょうか。
「無差別曲線の傾きを比較すると、図Bの傾きが急に描かれています。傾きが急な無差別曲線は、ある財(財y)を1単位減らしたとき、効用水準を一定に保つためには、他の財(財x)をより多く増やす必要があります。よって、限界代替率は大きくなります。図Bは図Aと比べて、限界代替率が大きいと言えます。」
問題文には、「下図は財xと財yの無差別曲線を表している。この2つの図から読み取れる限界代替率…」としかないため、「ある財(財x)」を主観的に見よという指示はありませんが、それでもaは正解選択肢とならないのでしょうか。
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