中小企業診断士のQ&A

テキスト 2-4-22~23 当期貸倒高のボックス図が理解で…

スタディング受講者
質問日:2020年3月01日
テキスト 2-4-22~23 当期貸倒高のボックス図が理解できません。
言葉としては学習マップに合わせ、 9期(前期) 、 10期(当期) を使います。

ボックス図で理解できないポイントは2点。共にB/S貸倒引当金の図の方です。

(1)なぜ期首残高以上の貸倒額(前期債権)が発生するのか
 2-2 簿記の基礎知識 ◆貸倒引当金の取崩し から、期首の残高以上の貸倒額(前期
 債権)というのはあり得ないのではと考えたからです。

(2)なぜ、 貸倒額(前期債権)= 期首残高 ー 期末残高 + 繰入額 が成り立つのか
 繰入額は11期のための追加額であり、それはあくまでも10期から11期に繰り越す売掛
 金に応じて設定するものと理解しております。
 マイナス資産勘定(費用?)として10期に計上されることは分かりますが、なぜ、11
 期のための費用が他の10期の数字とバランスするのかが分かりません。


[私の理解の前提]
■B/S貸倒引当金
(a)期首残高
 9期末の決算で10期の回収不能額を想定し設定された貸倒引当金の全体額
 (9期の末に設定した金額が10期の初めに繰り越される)
 式としては 9期末残高 + 10期のための繰入額

(b)期末残高
 10期の事業活動を通じ、9期の売掛回収不能が実際に発生し、(a)から減算した残り

(c)繰入額
 10期末の決算で11期の回収不能額を想定し計上した貸倒引当金の追加額

(d)貸倒額(前期債権)
 9期に売上し売掛金計上したが、10期で回収不能確定し、(a)から減算できた金額


■P/L貸倒引当金
(e)貸倒額(当期債権) ※ 2種類あると理解
 -1 : 10期に売上・売掛金計上し、10期で回収不能が確定した金額
 -2 : 9期の売掛金が回収不能となったが、10期のための貸倒引当金(a)では足り
    なかった分

 ※ 上記文中には 売掛 としか書いてませんが、貸付金の回収不能等も対象になる
   ことは認識しております。

お忙しいところ恐れ入りますが、どうぞよろしくお願い致します。
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回答

音 講師
公式
回答日:2020年3月07日
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