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診断士を取ろうと思ったきっかけ
――現在は中小企業診断士として活躍されていらっしゃますが、診断士を目指されたきっかけはありますか? 酒井:元々は、新卒で技術者として4年くらいメーカーで研究者をやっていていたのですが、技術者としてではなく、ゼロから新しい技術とか商品・サービスを開発するようなベンチャーを支援する仕事の方が日本のモノづくりに貢献できるのではないかと考え、ベンチャーキャピタルに転職しました。
転職は成功したんですが、経営のケの字も知らずにはいったので、入社間もなくして、社長から「中小企業診断士の1次試験だけでもいいから取れ」と言われたんです。さらに「1週間後にテストやるから、勉強してこいと言われて、一週間後に社内で、中小企業診断士の1次試験を全科目受けさせられました。
酒井:1週間で全部やりました。試験時間も実際の6割位で1日で全科目受けたんです。ほとんどいじめですよね(笑)
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独立したきっかけ――新規事業を立ち上げて実績を作って、その後のステップはどのようなものでしたか?
そこで、自分にはまだ若さもあるし、自分が本当にやりたいことをやるには、自分でやるしかないんだという思いで、独立を選びました。
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独立後のお仕事
――独立の準備をあまりしていなかったということなんですが、最初の段階でお金を実際に稼いでいくという部分はどのようにクリアされたんですか?
実行部隊としてのお手伝いもありますので、作業時間をとられる大変さはあるんですけど、確固たる仕事の基盤を作るという意味では最初にこういった仕事ができたのは大きかったと思います。
株式会社コンサラート ――お仕事の柱としては、「新規事業の立ち上げ」「公的機関でのお仕事」「コンサルファームでのお仕事」ということで、非常にバランスが取れている感じですね。
酒井:仕事をしていくなかで、仕事などに対する考え方が近いコンサルタントの人たちとの出会いがあったんですね。そんな仲間と自分たちの独自のサービスを提供することを考えて準備をしているところです。まだ具体的にはお話できなうのですが、年齢や経験もバラバラな仲間が集まって、非常に面白い取り組みができると思っています。 |
独立して良かった点、悪かった点
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酒井さんの考えるコンサルタント像
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独立に興味がある人、考えている人へのアドバイス
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