第1問
パーソナルコンピュータ(PC)には様々な半導体を利用した記憶装置が使用され
ているが、業務に適したものを選択しなければならない。したがって、その特性を
理解しておく必要がある。
次のa~dの記述と半導体を利用した記憶装置の組み合わせとして、最も適切な
ものを下記の解答群から選べ。
a 主記憶装置に利用され、高速に読み書きができるが、記憶保持のためにはリフ
レッシュ操作が必要で、電源を切ると内容は消去される。
b BIOSなどのデータを工場出荷時に書き込み、PCでは読み込み専用で使用す
るもので、電源を切っても内容は保持される。
c 書き換えが可能で、デジタルカメラからPCへのデータ移動にも使用される。
他の半導体記憶装置と比べると書き換えできる回数が少ないが、電源を切っても
内容は保持される。
d 画面に描画するRGBの輝度データを記憶させるもので、電源を切ると内容は
消去される。
[解答群]
ア a:SDRAM b:マスクROM
c:フラッシュメモリ d:VRAM
イ a:VRAM b:フラッシュメモリ
c:SDRAM d:マスクROM
ウ a:フラッシュメモリ b:VRAM
c:マスクROM d:SDRAM
エ a:マスクROM b:SDRAM
c:VRAM d:フラッシュメモリ
第2問
PCの処理能力は様々である。その中から業務に適した能力のPCを選択しなけ
ればならない。PCの処理能力に関する次の文中の空欄A~Eに入る語句の組み合
わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
PCの処理能力はCPUの演算速度によって変化する。CPUの動作クロック周波
数が( A )のものに比べ( B )で動作するものは演算速度が速い。PCに
使用していたCPUを、動作クロック周波数が( C )ものに取り替えると処理
能力は高くなる。
CPUとメモリや周辺機器の間ではデータのやり取りが( D )を通じて行わ
れる。( D )によるデータ伝送の幅は( E )で表現され、数値が大きいほ
どPCの処理能力は向上する。
[解答群]
ア A:2GHz B:800MHz C:低い
D:キャッシュ E:bps
イ A:2μs B:800ms C:低い
D:キャッシュ E:ビット数
ウ A:800MHz B:2GHz C:高い
D:バス E:ビット数
エ A:800ms B:2μs C:高い
D:バス E:bps
第3問
コンピュータにはオペレーティングシステム(OS)が組み込まれ、その上で各種
のアプリケーションソフトウェア等が稼働している。このOSの機能に関する記述
として最も適切なものはどれか。
ア キーボードからの入力、プリンタへの印字出力、外部記憶装置に対する読み書
きなど、入出力デバイスの管理を行う。
イ プログラム実行中にキャッシュメモリの記憶容量を越える状態が発生しても、
プログラムの実行が中断しないように、仮想記憶の仕組みを提供する。
ウ 文字コードにはJIS、シフトJIS、EUCなど、体系の異なるものが存在する
が、OSはこれらを自動判別し、常に正しい画面表示を行う機能を有する。
エ 利用資格を持った特定のユーザがWebサイトを閲覧できるように、ユーザID
とパスワードによる管理を提供する。
第4問
オープンソースソフトウェアにも業務に利用できるものがあり、近年は選択の幅
も広がっている。このオープンソースソフトウェアに関する記述として最も適切な
ものはどれか。
ア OSは、各々のハードウェアに依存して開発されているので、オープンソース
ソフトウェアは提供されていない。
イ オープンソースソフトウェアはフリーウェアを意味し、作成者が著作権を放棄
したソフトウェアである。
ウ オープンソースソフトウェアはプログラムのソースコードも入手可能で、その
プログラムを改良して使用したり、改良したプログラムを再配布することも自由
に行える。
エ 文書作成、表計算あるいはプレゼンテーションのためのソフトウェアは、その
動作が各々のOSに依存するので、オープンソースソフトウェアは提供されてい
ない。
第5問
事業所では多くの文書ファイルが保存・管理されている。そのような文書ファイ
ルの中から「A株式会社」という会社名に加えて「請求書」という文字列が含まれ、さ
らに、「100円」または「200円」の文字列の一方あるいは両方が含まれる文書を探し
たい。この検索条件を論理式で表現したとき最も適切なものはどれか。
ア (A株式会社 and 請求書) and (100円 or 200円)
イ (A株式会社 and 請求書) or (100円 or 200円)
ウ (A株式会社 or 請求書) and (100円 or 200円)
エ (A株式会社 or 請求書) or (100円 and 200円)
第6問
クライアントサーバシステムは業務処理用システムとしても利用されている。ク
ライアントサーバシステムの一種に、プレゼンテーション層、ファンクション層、
データ層から構成される3層クライアントサーバシステムがある。この3層クライ
アントサーバシステムに関する記述として最も適切なものはどれか。
ア 3層クライアントサーバシステムを構築する際、一方のコンピュータをファン
クション層、他方をデータ層として構成したものがデュアルシステムである。
イ Webサーバの負担軽減のために、一方のコンピュータでファンクション層と
してWebアプリケーションサーバを、他方でデータ層としてデータベースサー
バを稼働させるタイプも3層クライアントサーバシステムの一種である。
ウ プレゼンテーション層において、ユーザからの入力受付機能としてタッチパネ
ル方式を採用することによって、ユーザインターフェースの向上とともに、ファン
クション層での処理量の軽減が期待できる。
エ プレゼンテーション層、ファンクション層、データ層は論理的な区分であり、
実装する場合はファンクション層とデータ層は同一のコンピュータ上で稼働させ
る必要がある。
第7問
ノートPCやモバイル機器を事業所内の様々な場所で利用してインターネットに
接続したり、プリンタや共有ディスクを様々な場所から利用したりするなど、柔軟
な情報設備利用を行いたい場合、無線LANを利用することも多い。この無線LAN
に関する記述として最も適切なものはどれか。
ア マウスやキーボードの接続に利用されるBluetoothは、無線LANが採用して
いるCSMA/CA方式のプロトコルを使用しているので、遠隔地にあるPCへの
データ入力や各種の操作が可能である。
イ 無線LANではUHF帯の電波を利用しているので、地上デジタル放送の電波
を利用して通信が可能である。
ウ 無線LANのアクセスポイント設置には、最低1つのIPアドレスが与えられ
た有線LANのノードが必要で、無線LANのアクセスポイント同士を中継して
到達距離を延ばすことはできない。
エ 無線LANの通信方法にはPC等の機器同士が直接通信するアドホックモード
と、アクセスポイントを介して機器同士が通信するインフラストラクチャモード
がある。
第8問
社内において外部情報の収集のためにインターネットを利用し、また社内情報の
共有化のためにイントラネットをも利用したい。その実現方法に関する記述として
最も適切なものはどれか。
ア イントラネットにおいて様々な機能を提供する各種サーバを運用する場合は、
外部からそれらのサーバ群に接続できなくするために、NTPサーバによるファ
イアウォールを設置する必要がある。
イ 会社独自のドメイン名を用いた電子メールを利用したい場合は、DNSサーバ
やsendmailなどのメールサーバソフトウェアの運用を行う。
ウ 社内において使用するサーバやクライアントコンピュータのオペレーティング
システムは、同一のものを使用する必要がある。
エ 社内において文書作成や表計算のソフトウェアで作成したファイルを、社員間
で共有したい場合は、DMZにWebサーバやFTPサーバを設置して利用する。
第9問
近年、ユーザインタフェースの高度化を目指して、様々な入力装置が開発されて
いる。次のa~dの記述と入力装置の組み合わせとして、最も適切なものを下記の
解答群から選べ。
a 写真、図形、文書などをイメージとして取り込む。
b キーを押すことで入力文字がコンピュータに伝達される。
c 商品などに付けられているコードを読み取る。
d ポインティングデバイスの1つで、装置そのものを動かし、相対位置変化を読
み取る。
[解答群]
ア a:ハンディスキャナ b:デジタイザ
c:バーコードリーダ d:マウス
イ a:フラットベッドスキャナ b:キーボード
c:バーコードリーダ d:マウス
ウ a:フラットベッドスキャナ b:キーボード
c:ハンディスキャナ d:タッチパネル
エ a:フラットベッドスキャナ b:デジタイザ
c:ハンディスキャナ d:タッチパネル
第10問
近年の技術革新により、映像や音声を中心とするマルチメディアデータを提供す
るサービスが実用化されている。マルチメディアデータには種々の形式や処理方法
が存在している。これに関する記述として最も適切なものはどれか。
ア インターネットラジオとは、個人や放送を専門としない企業や団体がインター
ネットで各種音声コンテンツを流すサービスであるが、著作権の問題があるため
に既存放送局がそのようなサービスを行っている国はない。
イ ストリーミングとは、データをすべてダウンロードした後で自動的に再生する
方式であり、再生後データを消去すれば著作権上問題が起こらない方法である。
ウ ビデオオンデマンドとは、ユーザが要求した時点で、映像コンテンツを配信す
るサービスであるが、同時刻に多数のユーザから要求があった場合、送出サーバ
や通信回線の帯域によっては、すべての要求に応えられないなどの問題がある。
エ マルチメディアデータやソフトウェアで著作権フリーとするものがあるが、著
作権フリーと書かれている以上、制作者は著作権を放棄しており利用上の制約は
ない。
第11問
近年、インターネットを介して多様な情報システムサービスが提供されるように
なった。代表的なネットワークサービスに関する記述として最も適切なものはどれ
か。
ア インターネット上のどこかにある販売管理向けソフトウェアを利用し、自社で
はそのソフトウェアを持たない仕組みはASPである。
イ 業務用のアプリケーションソフトウェアパッケージを、インターネットを介し
て顧客がダウンロードして利用するサービスはサース(SaaS)である。
ウ メッセージ交換をXMLで行い、通信はSOAPのデータおよび命令交換ルール
に従って行う仕組みはWebサービスである。
エ ユーザの要求に応じてネットワーク設備を割り当てるサービスはパース
(PaaS)である。
第12問
下表は、2010年2月9日のあるスーパーマーケットの売上表である。この表に
対して、次のSQL文を実行した結果として最も適切なものを下記の解答群から選
べ。
第13問
近年、レガシーシステムから、クライアントサーバシステムなどのオープン系シ
ステムへの移行が課題となっている。その際に、両者のシステムでどのようなファ
イル管理方式が使われているのかを把握することは、円滑な移行を行う上で欠くこ
とができない。ファイル管理システムに関する記述として最も適切なものはどれ
か。
ア オープン系システムで使われるようになった区分編成ファイルとは、メンバー
と呼ばれる複数の順編成ファイルで構成され、メンバー単位でのアクセスと格納
アドレスを指定するアクセスとの両方ができる。
イ オープン系システムで使われるようになった順編成ファイルとは、書き込み順
で物理的に連続してレコードを記録する方式であり、格納アドレスを指定して、
直接アクセスができる。
ウ レガシーシステムではOSがレコード管理機能を持っているが、オープン系シ
ステムではOSによる管理はファイルシステムまでであり、各ファイル内のファ
イル構造はアプリケーションが管理する。
エ レガシーシステムでよく使われている可変長レコードとは、データによってレ
コードの長さが変わるもので、固定長レコードのようにレコードの長さを示す
フィールドを持たない。
第14問
システム開発の基本フェーズは、フェーズ1:要件定義、フェーズ2:外部設
計、フェーズ3:内部設計、フェーズ4:プログラム開発、フェーズ5:各種テス
ト、フェーズ6:稼働である。これら各フェーズを後戻りすることなく順に行って
いく方法論を、ウォータフォール型システム開発方法論と呼ぶ。しかし、この方法
論には種々の課題があるとされ、その課題の解消を目的に多様な方法論が開発され
ている。そのような方法論に関する記述として最も適切なものはどれか。
ア RADは、ウォータフォール型システム開発方法論よりも迅速に開発すること
を目的としたもので、システムエンジニアだけで構成される大人数の開発チーム
で一気に開発する方法論である。
イ システム開発を迅速かつ確実に進める方法論としてXPがあるが、それは仕様
書をほとんど作成せず、ストーリーカードと受け入れテストを中心に開発を進め
る方法論である。
ウ スパイラル開発は、1つのフェーズが終わったら、もう一度、そのフェーズを
繰り返すペアプログラミングと呼ばれる手法を用いて確実にシステムを開発して
いく方法論である。
エ プロトタイピングは、フェーズ5の各種テストを簡略に行う方法論である。
第15問
情報システム開発において、発注者と開発者とのコミュニケーションを円滑に行
うために、また迅速で間違いのないシステム開発のために、多様なダイヤグラムが
用いられるようになってきた。これに関する記述として、最も不適切なものはどれ
か。
ア ER図とは、データ中心設計法で用いられる表記法で、データ間の関連を描画
する。
イ UMLとは、オブジェクト指向開発において利用される統一表記法である。
ウ ネットワーク図とは、オブジェクト間の関係とメッセージフロー等を構造的に
表現する、UMLのダイヤグラムの1つである。
エ ユースケース図とは、システムにはどのような利用者がいるのか、その利用者
がどのような操作をするのかを記述する、UMLのダイヤグラムの1つである。
第16問
近年、データのセキュリティを確保することの重要性が高まっている。セキュリ
ティの確保において暗号化は欠くことのできない手法である。これに関する記述と
して、最も適切なものはどれか。
ア 「TOKYO」を、シーザー暗号を用いて暗号化した場合、その1つは「WRNBR」
である。
イ SSL(Secure Socket Layer)は、シーザー暗号、デジタル証明書、ハッシュ関数
を用いており、情報の改ざんやなりすまし等を防ぐことができる技術である。
ウ 公開鍵暗号方式の場合、送り手は受け手の秘密鍵で送信情報を暗号化し、受け
手は送り手の公開鍵で情報を復号化する。
エ 秘密鍵または共通鍵暗号方式を用いて5人の相手と通信する場合、通信相手ご
とに異なる2つの秘密鍵または共通鍵を共有する必要がある。
第17問
インターネットなどの情報ネットワーク技術の広範な普及に伴い、情報ネット
ワークを様々な業務において利用することが一般化しつつある。その場合、情報
ネットワークのセキュリティをいかに確保するかが大きな課題となる。これに関す
る記述として、最も適切なものはどれか。
ア VPNは、安価な公衆網、例えばインターネットなどを用いて通信データの交
換を行う場合、そのデータが通っている回線上で一時的にその他のパケットが入
り込まないようにしてセキュリティを確保する技術である。
イ アプリケーションゲートウェイとは、通信データをすべてチェックするアプリ
ケーションを各PCにインストールして、セキュリティを確保する方式であり、
データの中身まで検査できることから、高いセキュリティが確保できる。
ウ パケットフィルタリングとは、ルータにおいて、通信データに含まれる情報を
判読し、フィルタリング設定にそぐわないパケットを通過させない方式である。
エ 無線LANを利用する場合、盗聴を防ぐための対策が必要であり、それには
RASサーバを設置して暗号化する方法が有効である。
第18問
情報システム開発の上流工程に関して留意すべき事項が、例えば原理原則とし
て、いくつか提案されている。そのような留意すべき事項の記述として最も適切な
ものはどれか。
ア 開発プロセスの進展に合わせて反復して行う多段階の見積りは、見積り変動に
より発注者や開発者のリスクを増大させる。
イ 数値化していない要件は、それを満たしているか否かの判定基準が人によって
異なるので、数値化すべきである。
ウ 要件定義に未確定な部分があるときは、漏れがないように決定を先送りすべき
である。
エ 要件定義の設定は、発注者と開発者の共同責任である。
第19問
情報システムの投資価値を検討する枠組みとして、独立行政法人情報処理推進機
構(IPA)が2009年に発表した価値指向マネジメントフレームワーク(IT-VDM/
VOM;IT Value Domain Model, Value Oriented Management)が利用できる。こ
れは、情報システム開発に関するユーザとベンダの問題意識の共通を目的とするも
のである。このフレームワークに関する記述として最も適切なものはどれか。
ア IT-VDMでは、価値ドメインと価値プロセスの二次元での分析を元に意思決
定を行う。
イ IT-VDMの価値ドメインでは、ビジネス企画、システム企画、開発などの、
意思決定が必要となる局面を定義する。
ウ IT-VDMの価値プロセスは、P(計画)→D(実施)→C(点検)→A(改善)サイ
クルのP(計画)局面で遂行する。
エ IT-VOMは価値指向管理を目標とし、この具体的な適用方法がIT-VDMにな
る。
第20問
1989年に米国で発表されて日本にも紹介されたビジネスインテリジェンスシス
テムに関する記述として最も適切なものはどれか。
ア 競合他社の競争力を測定して、その強みと弱みを発見する。
イ 業務システムに蓄積されたデータを分析・加工して、企業の意思決定に活用す
る。
ウ 経済全般の情勢を測定して、将来の経済動向を予測する。
エ 社内のデータや通信を監視し、規則への適合性を確認することで、情報漏洩を
防止する。
第21問
今日では多様な業務をアウトソーシングすることができる。アウトソーシングで
利用できる業務やサービスに関する記述として最も適切なものはどれか。
ア 企業の電話窓口でオペレータが対話的に応答することをIVR(Interactive
Voice Response)という。
イ 社内スタッフからの業務支援要請を取り次ぐ部門をコンタクトセンタという。
ウ 情報設備の新設や移設と設定などを行うサービスをキッティングサービスとい
う。
エ 保有するサーバの一部機能を利用者に有料で利用させることをハウジングサー
ビスという。
第22問
中小企業診断士は中小企業経営者を支援して、企業のシステム開発プロジェクト
に関与することがある。このようなシステム開発のプロジェクト管理で用いる
WBS(Work Breakdown Structure)に関する記述として、最も適切なものはどれ
か。
ア WBS作成には、PMBOKが規定した標準作成方法が利用できる。
イ 成果物を得るのに必要な工程や作業について記述する。
ウ 担当者の分担に基づいて、WBSを作成する。
エ プロジェクトの実施段階で、管理資料として作成する。
第23問
複数のサーバから構成される情報システムにおける可用性および可用性を高める
技法に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア 可用性が高いとは、システムの処理結果が一貫していて、いつでも信頼できる
ことである。
イ 可用性の指標は平均故障間隔(MTBF)である。
ウ 可用性は計画停止時間数を除いて測定する。
エ 可用性を高める技法であるフェイルセーフとは、障害が発生したサーバを自動
的に切り離して、その処理を他のサーバが引き継ぐことをいう。
第24問
母集団の分布形状は不明であるが、その平均は100で標準偏差が30である場
合、ここから無作為に標本1,000個を抽出するときに、その標本の基本統計量に関
する説明として最も適切なものはどれか。
ア 標本平均の分散は0.3である。
イ 標本平均の分散は0.9である。
ウ 標本平均の分布はχ2分布になる。
エ 標本平均の分布形状は母集団と同じになる。
第25問
当社工場で製造した製品100個の全数検査をした。このうち10個にAタイプの
欠陥が、6個にBタイプの欠陥があり、以上のうち3個には両方の欠陥があっ
た。この100個の中から無作為に抜き出した製品1個にAタイプの欠陥があった
とき、これにBタイプの欠陥もある確率として最も近い数値はどれか。
ア 0.06
イ 0.1
ウ 0.18
エ 0.3