解答:エ
ちなみに、運営管理は他の科目に比べて基本的な問題が多いです。言葉の定義などの基本を押さえておけば、十分6割は得点できます。
この問題では、生産形態の3つの分類方法の間の関連性が問われています。
この3つの分類のうち、始めにどこに着目するかを迷うかもしれませんが、最後の仕事の流し方を中心に考えてみましょう。(他の分類から考えても構いません)
まず選択肢アの個別生産は、個別のオーダーに応じて生産する形態です。
例えば、注文住宅やフルオーダーのスーツのように、個別のオーダーごとに生産を行います。よって、受注生産との関連が強いことがわかります。また、多品種に対応しやすいことがわかりますので、アは適切です。
選択肢イ、ウののロット生産は、一定の生産量の単位でまとめて生産する形態です。ロット生産では、複数の製品が交互に生産されます。ロット生産は、中小企業でも良く用いられている生産形態です。
連続生産は、最終消費者向けの製品でよく用いられます。この場合は、需要予測に基づいた見込生産で生産されます。また、専用ラインなどが必要になるので、多品種には対応しにくい生産形態です。
よって、選択肢エが最も不適切となります。
今回は、生産形態の基本的な理解が重要な問題でした。
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