運営管理 令和2年 第9問 -需要量の予測

ピックアップ過去問解説

問題

需要量の予測に関する記述として、最も不適切なものはどれか

ア 季節変動を説明するモデルには回帰直線を利用する方法がある。

イ 景気変動などのように周期が固定されない変動は循環変動と呼ばれる。

ウ 傾向変動を説明するモデルにはロジスティック曲線を利用する方法がある。

エ 産業連関モデルでは、最終部門に生じた需要の変動が生産部門に及ぼす波及効果が表現される。


解答・解説

解答:ア

 需要量予測に関する問題です。

選択肢アですが、回帰直線とは、散布図上の2つのデータの相関係数を確認する際に、各データの中心的な分布傾向を示した直線です。2つのデータの相関関係が安定的であるときに有効な分析手法ですが、季節変動により相関関係が変化する場合には有効な分析手法とは言えません。したがって、不適切な記述です。

選択肢イですが、景気変動等のように、上昇、下降を繰り返すものの周期が固定されていない変動は循環変動と呼ばれます。したがって、適切な記述です。

選択肢ウですが、ロジスティック曲線とは、はじめは徐々に増加し、ある時点で急激に増加し始め、その後、増加ペースが逓減して、上限を迎えるS字型曲線です。長期間の人口の増加傾向等を表すことができます。したがって、適切な記述です。

選択肢エですが、産業関連モデルは、産業間の需要量と供給量および最終部門の需要量との関係を表すモデルです。最終部門に生じた需要の変動が生産部門に及ぼす波及効果を分析することができます。したがって、適切な記述です。


学習するには

運営管理

 3-3 生産統制

基礎から着実に
学びたい方におすすめ!

中小企業診断士 1次2次合格コース

中小企業診断士 1次2次合格コース
[2024+2025年度試験対応]

一括 53,900円~
分割例 月々 4,600円 × 12回~

基礎から合格レベルまで着実に学べるストレート合格を目指す方に最適なコースです。重要なポイントを凝縮した「学習マップ」で知識を体系的に整理しながら効率よく学習することができます。詳細はこちら

すべてのコースを見る

中小企業診断士のオンライン講座を、今すぐ無料でお試しできます!

今すぐ使える!3つの特典

  • 最短合格を目指す戦略がわかるセミナー!
    「短期合格の戦略」をいますぐ視聴!
  • 合格者多数輩出講座の初回版を実際に体験!
  • フルカラーだからわかりやすい
    初回版学習マップ&テキストをプレゼント!
さらに
「中小企業診断士 加速合格法」
試験突破のノウハウを凝縮!
学習をいますぐスタートできる
加速合格法をプレゼント!
お申込み後すぐに受講が試せる!
自動契約・更新はありません
お得に受講できる10%クーポン付き