製番管理方式の特徴に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
a 製品の組み立てを開始する時点で、すべての部品に製造番号を割り当てる。
b ロット生産の工場でも利用可能であり、特にロットサイズが大きい場合に適している。
c この方式を用いると、部品が 1 点でも遅延すると組み立てが開始できない。
d 品質保証を行う上で必要な情報のトレースが容易にできる。
[解答群]
ア aとb
イ aとc
ウ bとc
エ bとd
オ cとd
解答:オ
製番管理方式に関する問題です。
製番管理方式の定義は「製造命令書を発行するときに、その製品に関するすべての加工と組立の指示書を準備し、同一の製造番号をそれぞれに付けて管理を行う方式」です。オーダー毎に付される番号である製番単位で生産管理業務を行います。
aの記述ですが、製造番号は製品の組立を開始する時点ではなく、製造命令書を発行するときに割り当てられます。したがって、不適切な記述です。
bの記述ですが、ロット生産の工場でも利用可能ですが、製番管理方式はロットサイズが小さく、製造命令書が多い場合に適しています。したがって、不適切な記述です。
cの記述ですが、部品は製番ごとに管理されています。部品が1点でも遅延すると他の製番に割り振られた部品を利用できないため、組み立てを開始することができません。したがって、適切な記述です。
dの記述ですが、製番ごとに管理を行うため、品質保証を行う上での必要な情報のトレースは容易です。したがって適切な記述です。
したがって、cとdが適切であるため、選択肢オが正解です。![]() |
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