管理目標に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア 産出された品物の量に対する投入された主原材料の量の比によって、歩留まりを求めた。
イ 産出量に対する投入量の比によって、生産性を求めた。
ウ 単位時間に処理される仕事量を測る尺度として、リードタイムを用いた。
エ 動作可能な状態にある作業者が作業を停止している時間を、遊休時間として求めた。
解答:エ
管理目標に関する問いです。生産性に関する評価指標についての理解が求められます。
選択肢アですが、歩留まり率=産出された品物の量/原材料投入量 ですので、投入された主原材料に対する産出された品物の量となります。本肢では、分子分母が反対になっています。したがって、不適切な記述です。
選択肢イですが、生産性=産出量/投入量ですので、投入量に対する産出量の比となります。本肢では分子分母が反対になっています。したがって、不適切な記述です。
選択肢ウですが、リードタイムは単位時間に処理される仕事量ではなく素材が準備されてから完成品になるまでの時間です。本肢の内容はスループットです。したがって、不適切な記述です。
選択肢エですが、遊休時間とは、動作可能な状態にある機械または作業者が所与の機能もしくは作業を停止している時間です。したがって、適切な記述です。
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