運営管理 令和元年 第11問 - QC7つ道具

QC7つ道具に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア　管理図は、2つの対になったデータをXY軸上に表した図である。

イ　特性要因図は、原因と結果の関係を魚の骨のように表した図である。

ウ　パレート図は、不適合の原因を発生件数の昇順に並べた図である。

エ　ヒストグラムは、時系列データを折れ線グラフで表した図である。

　本問は、QC７つ道具に関する問題です。基本的知識を問うもので難易度は高くありません。

では、選択肢を見ていきましょう。

選択肢アですが、管理図は２つの対になったデータではなく、観測した個々のデータを表したグラフです。従って、不適切な記述です。

選択肢イですが、特性要因図は、以下のグラフのように原因（要因）と結果（特性）の関係を魚の骨のように表わすことで、複合的な要因を整理する手法です。従って、適切な記述です。

選択肢ウですが、パレート図は、不適合の原因を発生件数の昇順ではなく、降順で並べた図です。

選択肢エですが、時系列データを折れ線グラフではなく、棒グラフで表した図です。従って、不適切な記述です。