経営情報システム 平成30年 第3問 - 文字コード

ピックアップ過去問解説

問題

文字情報を電子化する際の文字コードには、いくつかの種類がある。文字コードの特徴に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア ASCII コードは、アルファベット、数字、特殊文字、制御文字および漢字から構成される文字コードである。

イ EUC は、UNIX OS のために開発されたが、その後拡張されて日本語などにも対応できるようになった文字コードである。

ウ Shift-JIS コードは、EUC を拡張して日本語にも利用できるようにした文字コードである。

エ UTF-8 は、 2 バイトの文字コードで、英数字と日本語だけではなく、世界の主要な言語で使われるほとんどの文字も表現できる。



解答・解説

解答:イ

経営情報システムから、文字コードについての問題です。代表的な文字コードの特徴を理解していれば、解答できる問題です。

まずは、文字コードの種類について簡単に復習しておきましょう。

ASCIIコードは、英数字などを扱う最も基本的な文字コードであり、日本語を扱うことはできません。日本語を扱うことができる文字コードには、JIS、シフトJIS、EUC、Unicodeなどがあります。このうち、EUCは、UNIXなどで使用されている文字コードです。また、Unicodeは世界で共通の統一コード体系と位置付けられています。そのUnicodeをパソコンで扱うための方式の1つに、UTF-8があります。

では、ここまでを押さえた上で、問題を見ていきましょう。

選択肢アは、ASCIIコードに関する記述です。

前述のとおり、ASCIIコードは、英数字などを扱う最も基本的な文字コードであり、日本語を扱うことはできません。よって、アの記述は不適切です。

選択肢イは、EUCに関する記述です。

EUCは、UNIXで使用される文字コードであり、日本語も扱えるものです。よって、イの記述は適切であり、これが正解となります。

参考として、他の選択肢の内容も見ておきましょう。

選択肢ウは、Shift-JISコードに関する記述です。

Shift-JISコードは、日本工業規格(JIS)で定められたJISコードを拡張したものであり、EUCを拡張したものではありません。

選択肢エは、UTF-8に関する記述です。

UTF-8は、世界中の文字の集合体であるUnicodeをパソコンで扱うための数値変換の方式の1つです。一文字を1~6バイトの可変長で表現でき、日本語は3バイトで表現します。すべての文字を2バイトで表すものではありません。

以上より、イが正解となります。


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