地域中核企業創出・支援事業 中小企業診断士 中小企業経営・政策 平成30年 第21問

ピックアップ過去問解説

問題

次の文中の空欄AとBに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

「地域中核企業創出・支援事業」は、地域経済を牽引する地域中核企業へと成長できる企業を発掘するとともに、地域中核企業候補とパートナー企業や大学等との連携体制の構築や、グローバルな展開も視野に入れた地域中核企業の事業化戦略の立案や販路開拓、事業化のための研究開発の取り組みを支援するものである。この事業の対象は、新分野や新事業等に取り組む地域の中小・中堅企業を支援する団体等であり、この事業の支援内容には、 ( A ) と( B ) がある。

〔解答群〕

ア A:地域資源活用型支援  B:新事業創出型支援

イ A:地域資源活用型支援  B:ハンズオン型支援

ウ A:ネットワーク型支援  B:新事業創出型支援

エ A:ネットワーク型支援  B:ハンズオン型支援


解答・解説

解答:エ


 地域中核企業創出・支援事業に関する出題です。

 地域中核企業創出・支援事業は、地域の中小・中堅企業等の取組を支援する団体等を委託先とし、そこに所属するもしくは契約関係にある支援人材を通じて以下のような支援を行うものです。なお、支援希望企業に対し直接委託するものではありません。

地域中核企業候補の成長のための体制整備や、地域中核企業の更なる成長を実現するための事業化戦略の立案/販路開拓等の取組を支援する事業で、①( A )地域中核企業創出支援ネットワーク形成事業(地域中核企業候補が新分野・新事業等に挑戦する取り組みを支援し、その成長を促すため、支援人材を活用して、全国大の外部リソース (大学、協力企業、金融機関 等)とのネットワーク構築を支援するための事業)、②( B )プロジェクトハンズオン支援事業 (地域中核企業の更なる成長のため、支援人材を活用して、事業化 戦略の立案/販路開拓を支援するための事業)、が具体的な支援内容です。

 以上より、選択肢エが正解になります。


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