予備試験合格
スタディングの講座は、目次など検索性にも優れており、アウトプットの復習としても有用
令和4年の予備試験に最終合格しました。平成30年に「通勤講座」という本サービスを知り、もともと金額が格安な上、ちょうど割引期間中であったこと、さらには2年コースという当時の私にはぴったりのサービスではないかと思い、早速受講することにしました。
主に通勤時間帯(1日往復2時間)に利用していましたが、そのコンセプト通り、1コマが30分程度と使い勝手が良く、また、他社の通信講座と比較しても操作性に優れていたことから、それから4年間、通勤中は常に講座を聴いていました。
また、スタディングの司法試験・予備試験関係の講座は全て(といってもそれほど講座数があるわけではありませんが)受講しました。最後の1年間は小村先生の判例論証講座をひたすら回していました。同講座は、その名の通り(判例の一般的な説明の後)、判例を論証の流れで解説するという実践的な内容で、本試験における判例重視の傾向に合っているんだと思います。なお、解説に若干端折り気味の部分がありますが、合格のために必要最小限度の知識を満足させるというスタディングのコンセプトからすると、おそらく合格のために必ずしも必要ではない部分なのだと理解し、必要に応じて自分で補充するようにしていました。
ただし、正直なところ、スタディングの講座を受講するだけでは合格は難しいといえ、講師も説明されているように、自身で過去問と解くか、他社の答練を利用するなどして、答案を書く必要があります。この点、スタディングの講座は、目次など検索性にも優れており、アウトプットの復習としても有用ではないかと思いました。このようにアウトプットとインプットを繰り返すことにより、理解が足りていなかったところの穴が埋めまっていき、次第に出題趣旨に沿ったアウトプットができるようになっていったように思いました。
4年間かけてようやく司法試験の受験資格を得て、引き続き司法試験の合格へ向け、また、司法試験に合格できたならば、実務家として、これからも勉強に勤しんでいきたいと思います。
ありがとうございました。