社会保険労務士のQ&A

スマート問題集―厚生年金保険法16―遺族厚生年金1 問題1 …

スタディング受講者
質問日:2024年7月30日
スマート問題集―厚生年金保険法16―遺族厚生年金1
問題1

解説では,「厚生年金保険の被保険者が死亡したとき」「保険料納付要件が問われる」とあります。その上で平成8年4月1日前に死亡した65歳未満(1年滞納していない要件)を出して答えを「支給される」と説明しています。

一方,基本講義の厚生年金保険法16-遺族厚生年金1の中では,死亡者の要件として,「(1)被保険者が死亡したとき」「(2)被保険者であったものが初診日から5年未満で死亡したとき」「(3)1級2級の障害厚生年金の受給権者が死亡したとき」「(4)25年以上の期間をもつ老齢厚生年金の受給権者が死亡したとき」の4つが挙げられています。

この死亡者要件は(1)~(3)が短期要件とされ,同講義の支給額の講義では,短期要件では「300月みなし」で額が計算されると説明されています。

本問題では,「厚生年金の被保険者が死亡」したため,「遺族厚生年金は支給され,300月みなしで額が計算される」のではないのですか?質問の回答としては「支給される」であり同じ結果ではありますが,聞かれ方によって異なる回答となるように思います。

お手数ですが,説明を加えて頂きたく。
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回答

黒木 慎也 講師
公式
回答日:2024年8月01日
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