社会保険労務士のQ&A

お世話になっております。 現在1周目の学習で、1月から始めて…

スタディング受講者
質問日:2023年2月21日
お世話になっております。
現在1周目の学習で、1月から始めてようやく徴収法まで辿り着きました。

さて、過去問を解いていたところ、疑問が生じましたので質問致します。

平成29年の労災問10の肢Eで下記のような問題が出題されておりました。

労働保険事務の処理が労働保険事務組合に委託されている事業
についての事業主は、納付すべき概算保険料の額が20万円(労
災保険に係る保険関係又は雇用保険に係る保険関係のみが成立
している事業については、10万円)以上(当該保険年度におい
て10月1日以降に保険関係が成立したものを除く。)となる場合
であれば、労働保険徴収法に定める申請をすることにより、そ
の概算保険料を延納することができる。

この問題の「となる場合」について、
これを例示と見れば、
そもそも事務組合に依頼している時点で保険料の多寡は無関係だから
延納できるので「○」になると思うのですが、
条件を示しているのであれば「×」と判定することになります。
(正解は「×」)


一方、令和3年の労災問9の肢Bでは、

有期事業(一括有期事業を除く。)の事業主は、概算保険料
を、当該事業を開始した日の翌日から起算して20日以内に納
付しなければならないが、当該事業の全期間が200日であり
概算保険料の額が80万円の場合には、概算保険料申告書を提
出する際に延納の申請をすることにより、当該概算保険料を
分割納付することができる。


この問題についても、「の場合には」を、
例示とみれば「○」、
条件とみれば200日→6ヶ月、80万円→75万円なので「×」
となると思いますが、正解は「○」でした。


このような問題が出た場合、
実際には他の肢も含めて判断することになるとは思いますが、
条件を示している「場合」と、
例示を示している「場合」を判定するには
どういったことに注意して問題文を読み取ればよいでしょうか?

宜しくお願い致します。
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回答

疋田 講師
公式
回答日:2023年2月25日
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