令和5年度の社会保険労務士試験に合格しました。
人事労務の仕事を合計で約10年しているんですけども、実務として労基法とか社会保険とか触れる機会もあるので、自分で触ったところっていうのは勉強して深くわかるんですけど、それぞれの知識がすごくまだらで。全体的にちゃんと体系的にそろそろ勉強してスキルアップというか、定着させたいなと思って始めたのが最初です。
それなりに勉強の絶対量がいるっていうのはテキストを買った時点では、わかったんですけど、最初は独学で資格の学校で売ってる教本と問題集っていうのをドカドカっと買って、とりあえず1冊やり切ろうと思って始めたんですけども、家に家族がいて、妻と子供がちっちゃい子が3人いる。家で、自分の机で今から勉強するかなっていうのはもう基本無理だというところで、そういう時間を取れませんっていうのは前提に考えていた。
通勤で都内まで片道1時間、電車で通ってるんですけど、往復の時間、2時間っていうのは、絶対に時間があるというか、どうしようもない時間として毎日あったので、この時間を充てようと。逆にここしか当てられないということは最初から思って勉強してました。
往復の時間でテキストを読みながら通勤をして、演習問題を赤いシートとかやりながら見ながらやってはいたんですけど、まんべんなくできないというか、いざ、直前の2ヶ月前ぐらいから模試を受けてみると、大穴があって全然勉強しなかった、みたいなのがありました。
テキストだけだと白書とか、ああいう話はほとんど出てこなかったので、実際やってみると白書とかのところが1単元出てきて。勉強してないと全然そこで基準割れるっていうのをすごくわかって。
1年目そこそこ一応できる範囲で頑張ったんですけど、合格はできなくて、限られた時間で勉強する上では、テキストは駄目だなということをはっきり1年目でわかりました。
2年目もう一回頑張ろうと思って、どうやろうかなと思って学校に通うかなとかも含めて1年経った9月ぐらいに探してたんですけど、そのときにたまたまいろいろ見る中で、スタディングのアプリを見つけて。
アプリで、スマホだけでできるので、スキマでできるところがあった。体験で中身を見たらちゃんと白書とか、過去の傾向対策まで全部あったので、この限られた時間でもう1年勉強するのが一番これが効率的かなとそのときに思った。2年目、今年に関しては新しい教本とかは一切買ってないです。基本はスタディングだけやってました。
アプリ一つの中で完結をして、練習もできるし、テキストを読み返せる。
何よりスマホ一つなので、通勤のちょっとしたときとかにぱっと開いて、2、3問解いて、また閉じれる。時間が限られた中で、スキマでやる上では一番そこが私にとっては相性が良かったです。
テキストの内容からいくと、早苗先生の作られたテキストっていうのを見て思ったのは、すごく理解をしやすかったです。
元々使ってた紙ベースのというかテキストは本当にすごく字が多くて、仕事でもやってるので読んで聞けばわかるんですけど、ずらずらっと3行ぐらいで書いてある日本語から、これはこういう意味だよねって頭の中で図に書いて整理して、これはこうかっていうような過程があったんですけど、消化不良になることも多かった。
そこがちゃんと最初から図をメインで書いてあって、理解するまでのステップがだいぶ省略できたというか、短時間で頭に入ったというか、そこはすごくやり始めてわかりやすいなと思いながらテキストを読んでたので、そこもすごく良かったですね。
問題演習が、基本はAI問題を使ってたんですけど、すごい散らしていろんな問題を定期的に出してくれるので。幅を持たせるというか、まんべんなくするために、何か自分で工夫をしないといけないみたいなことがなくて、基本そのアプリ頼みで勉強ができたのもすごく相性が良かったかなと思います。
350~360時間だと思います。
週5日通勤をフルでしているので、1日多分1.5から2時間ぐらいしか平日取れなくて。週5日で、4週間で12ヶ月でって考えると大体多分350~360時間になって。ここ1年の学習レポートを見て、200、300時間ぐらいだったんですねアクセス時間。ほぼほぼそれを全部スタディングでやってたので、ずれはないかなと思ってます。
途中でいろいろと何が一番続いたんだろうって思う機会があったんですけど、資格を持って例えば社内から評価されたいのかとか、資格手当はないけど、評価された分だけお給料上がるかなとかいろいろ考えたんですけど、自分のキャリアを証明してもらえるものが欲しいなっていうのがずっとあったと思います。ちゃんと自分個人として、ストックじゃないですけど、キャリアをここまでは持ってますっていうことが言えるようになりたいと思って、ずっとやってたのが一番大きいのかなと思いますね。
ビジネスマンというか、日々時間がない人向けだと思います。
そういう普段仕事をしながらとか、子育てしながらとか、最短で効率よくやろうと思ったときには、すごくそれは相性がいいものだと思ってます。
難しい資格と勉強量が言うものではあるんですけど、短時間でというか、ひたすらもうガリガリ勉強できる人しか取れない資格ではないっていうことは言えると思う。
自分に合った勉強法で、きちんと求められるレベルまでやっていけたら、それを誰でもというか、頑張った人は取れる資格なのかなと思う。そこを目指して自分のペースっていうものを見つけて頑張っていったらいいんじゃないかなと思います。