鈴木友宏と申します。令和4年度春期の応用情報技術者試験に合格しました。
会社で、社内の資格を取るにあたって、応用情報技術者試験合格が必須要件になっていました。しかし、私は持っていませんでしたので、慌てて取らなくてはいけないという状況で、急いで取りました。
講座の目次がしっかり揃っていて、細切れになっていました。これらを全部やる必要はなく、「自分はここを勉強したいな」という部分をピックアップしてできるところがよかったです。
問題を解いてみて、 「ここは危ないな」と思ったら動画を見たり、「大丈夫」と思えば動画は見ずに問題と解説だけ見て、どんどんスキップして進めていくことができました。自分の理解度に合わせて、勉強の深さを自由にコントロールしながら勉強できる仕組みになっていたので、時間短縮という意味ではすごくよかったです。
いつでもやめられるというのが良かったです。1問ごとにやめられました。たとえば、スマホで問題を解いていて駅に着いて、そのままスマホを閉じても、しっかりそこまでやった状態が記録されているので、次はそこからスタートできました。スキマ時間で勉強するのですが、連続性を持ってスキマ時間を使えるという仕組みになっていたところは、とっても便利でした。
知識レベルのことは、先に回答を見るといっても何も考えずに見るわけではありませんが、まず問題を見て、1、2秒くらいは、一瞬でわかる問題なのか、「いやちょっとよくわからないな」くらいを判断しました。
100%わかる問題は、そのまま飛ばしました。ちょっとでも自信がないと思ったら、すぐ解答を見て自分の考えが合ってるか確認しました。
「全く何を言ってるのかよくわからないな」というのがあったら、軽くその用語についてインターネットで検索しました。
計算的な問題は、捨てる問題と絶対点を取りに行く問題を明確に決めなければならないと思っていました。計算にすごく時間がかかったり、ミスが多くなりそうな問題というのがあります。それは、答えや計算のやり方など解答を見ると予想がつくので、自分が解くべき問題と諦めるべき問題を明確に線引きしました。ただ、全部捨ててしまうと点が取れないので、捨てる問題2割、取りに行く問題は8割ぐらいのパーセンテージで、戦略を考えて勉強しました。
あまり技術と関係のないガバナンス的なところです。ストラテジや戦略的なところの問題も出題されましたが、その分野はあまり自分の専門ではないので、知らない言葉が結構あったり、知らない知識もあったので、大変だったところがあります。
長年の業務経験もあるので、内容を理解はしているが、正しい用語を知らなかったり、定石のような知識が抜け落ちている部分がありました。今まで自己流でやってきた部分は、試験というかたちになると、正解を取れない状況になってしまいました。自分のわかっていることを試験用にアウトプットするために、覚えなくてはいけない言葉があり、若干苦労しました。
完全に割り切りです。全部勉強するのは無理だと思ったので、教材の問題をやってみて、そこに出てきたことだけは覚えておこうと思いました。点数が低くても最低限度取れればいいと割り切って学習しました。
教材の記録では、8時間38分になっています。
勉強した場所ですが、当時は仕事が終わるのが遅く、夜の9時以降になることが多かったです。そのあと食事をして、もう疲れたなと思い横になりながら、ベッドの上でチラチラと勉強することがほとんどでした。あとはときどき出社するときがあったので、そのときの電車の中です。特に帰りが多かったです。
これは僕の考え方ですが、勉強するとか教材というよりは、スタディングは時間を買うツールだと思っています。
合格までの時間を短縮するための道具だと思っているので、勉強するツールが欲しい人というより、どちらかと言えば、いかに短期間で資格を取るかを考えている人です。とにかく時間を節約したい人にすすめたいです。
私は、教材買うお金をお支払いして、自分の時間を買ったと考えています。
200時間も勉強することは、モチベーションが続かなくて無理だと思います。なので、普通に勉強したら200時間かかるところを、どうやって圧倒的に少ない量にできるのか、そういうことを自分で工夫してやりたい人におすすめです。