オンライン資格取得講座「STUDYing(スタディング)」を提供するKIYOラーニング株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:綾部貴淑)は、AI(機械学習)を活用して、個人別に最適化された学習プランを作成する新機能「AI学習プラン機能(ベータ版※1)」をリリースしました。
累計6万人を超える受講者が学ぶスタディングには、膨大な学習履歴データや問題・模擬試験等の得点データがあります。「AI学習プラン機能(ベータ版)」では、これらデータをAIが分析し、何をどれぐらい勉強したらどれぐらい試験予想得点(AI試験スコア)が向上するかを予測する「試験得点予測モデル」を生成します。これを用いてAIが個別の受講者の試験予測得点が最も高くなると予想される学習プランを作成します。受講者には学習プランにそって日々の学習テーマが提案されるため、効率的に学習をするための支援を得ることができます。
※1:本機能は、正式リリースに先立って、中小企業診断士講座向けに限定してベータ版としてリリースするものです。今後、データの蓄積やチューニング等の改善を経て正式リリースする予定です。
■AI学習プラン開発の背景
資格取得を目指した学習では、動画や問題、過去問などの様々なコンテンツを学習する必要があります。しかし、従来の資格講座では、「いつ、何を、どれぐらいの時間学べばよいか」という判断は受講者任せになっていたため、学習スケジュールを受講者が考え、日々進捗管理する必要がありました。しかし、受講者によっては、計画の時点で合格に必要な学習時間が不足していたり、その資格の学習経験が不足しているため効率的なスケジュールが作れず、今日何を学習したらよいかが不明確になりがちで、試験合格に向けた効率的な学習ができない問題がありました。
このような問題を解決するための一助としてAIを使って個人別に精度の高い学習プランを作り、日々計画に沿って学習を進めることで合格に導くことをめざす「AI学習プラン機能」を開発しました。
■「AI学習プラン機能」の特長
1)AIが個別の学習計画を作成し、学習PDCAを実行
「AI学習プラン機能」では、受講者が「目指す試験」「学習可能な時間」を入力し、実力診断テストを受け て、質問項目に回答すると、AIが、個人に最適化された学習プランを作成します。受講者は、学習プランを基に、学習のPDCA(学習計画、学習の実行、レポートによる進捗確認、学習行動の調整)を実行するならば、試験の合格に向けて効率的な学習を進めることができます。
2)スケジュールと「今日行う事」が明確になる
学習プランにより、試験までの学習スケジュールや、「今日行うべきこと」が明確になります。また、各レッスン(動画、問題)の目標学習時間や、問題の目標得点が示されるため、今日なにをどれぐらい学習するかを迷うことなく、学習に専念することができます。
3)試験の予測得点「AI試験スコア」と「予想合格率」および「学習時間のシミュレーション」を表示
AI学習プラン機能では、受講者が最も試験の予測得点が高くなる学習プランを作成します。そして、試験の予測得点「AI試験スコア」と「予想合格率」が表示されます。
さらに、AIが学習時間を増やした際のシミュレーションを自動的に行い、学習時間を増やす提案を行います。
4)業界初のAIによる得点予測と学習計画生成(特許取得済み ※2)
AI学習プラン機能では、大量の受講者の学習履歴データを活用し、AIがレッスン毎に得点予測モデルを生成します。この得点予測モデルを基に、「最も試験の予測得点(AI試験スコア)を高くするには、どのレッスンにどれぐらい時間を配分したら良いか」を求めるため、精度の高い学習計画が作成できます。
また、得点予測の際には、学習後に時間の経過につれて記憶が忘却する「忘却曲線効果」を含めて計算するなど、各種データとAIを活用して、複数の要因を基に予測を行っています。
※2: 特許第6661139号
■オンライン資格取得講座「スタディング」とは 「スタディング」(https://studying.jp/)は、短期間で合格した人々の学習法を徹底的に研究し、10年以上も改善を重ねてきた究極のオンライン資格取得講座です。
「忙しい方こそ、もっと活躍して頂きたい」その思いから「スタディング」は開発されました。
私達が目指しているのは、世界一「学びやすく、わかりやすく、続けやすい」学習手段になり、皆様の持っている可能性を最大限に引き出すことです。
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KIYOラーニングは2008年1月より「学びを革新し、だれもが持っている無限の能力を引き出す」というミッションのもと、すきま時間を活用し資格取得を目指せる音声講座として「通勤講座(現:スタディング) 」をスタートしました。2010年に法人「KIYOラーニング株式会社」を設立し、スマホで効率的に学べる学習システムを開発、動画コンテンツを充実させ、資格ラインナップの拡充、品質の向上を図ってきました。さらに、2017年には、法人向け社員教育クラウドサービス「AirCourse(エアコース)」も展開するなど社会人や企業教育を革新するプラットフォーマーとしてサービス展開を推進しています。
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