マンション管理士/管理業務主任者試験は幅広い知識が問われるため、ただやみくもに勉強するだけでは、学習時間が膨大になってしまい短期間での合格は望めません。
しかし、適切な学習方法を行うことで、短期間でのマンション管理士/管理業務主任者試験合格も可能になります。
マンション管理士/管理業務主任者のそれぞれの試験特徴と対策をしっかり把握しましょう。
マンション管理士
マンション管理士試験では幅広い知識が問われます。法律・運営・会計・設備の総合的な知識が求められるため、横断的に頭の中に知識をインプットしなければなりません。マンション管理士試験の問題頻出傾向を把握していきましょう。民法、区分所有法、マンション標準管理規約、マンション管理適正化法をしっかり勉強することで基礎点数を稼ぐことができます。また、プラスアルファとして設備や会計の知識で点数の上乗せを狙っていきましょう。
マンション管理士試験の対策ポイントは、まず出題傾向が圧倒的に多い区分所有法・標準管理規約を完璧することです。区分所有法・標準管理規約を理解していないと合格への道はから遠ざかってしまいます。そして、その他の分野は過去問を活用することです。過去問を上手く活用していきながら、得点できる問題をきっちり攻略することが大切です。
管理業務主任者
マンション管理士と同じ法律・運営・会計・設備の知識が求められますが、あくまでも管理組合から受託する管理業務の内容についての問題が出題されるということを理解しておきましょう。特に管理業務主任者試験では、委託契約書の内容が細かく出題されます。その部分に関しては、マンション管理士試験と違う部分なので、覚えておくといいでしょう。また、管理業務主任者はマンション管理士のように総合的な知識を用いて問題を解くより、問題の出題範囲が明確に絞られているので、決められた範囲をしっかり勉強することで、確実に得点できます。
管理業務主任者試験の対策ポイントは、まずマンション管理適正化法・標準管理委託契約書・区分所有法・標準管理規約できっちりと得点することです。そして、過去問を活用して、問題出題の特徴をつかむことです。特に、会計関係の問題は過去問を活用することによって十分に得点できます。
マンション管理士/管理業務主任者試験の共通点
マンション管理士試験と管理業務主任者試験は別の試験ですが、どちらもマンション管理に関する資格であるため、出題範囲はほぼ重複しています。ですから、それぞれの過去問をマスターすることはどちらの試験でも役立つというメリットがあります。また、試験日が近いことから学習のピークを合わせやすいので、マンション管理士・管理業務主任者試験を同時に対策していく学習が有効になります。同時進行で勉強を進め、マンション管理士/管理業務主任者の資格をまとめて取得しましょう!
どの試験でもいえることですが、ただインプットだけを行っても、合格は近づいてきません。問題を解くことに慣れなければ、合格力を身につけていくことはできないのです。どのように出題されているかを知ることにより、その後の知識の吸収をアップしていくことができます。
「インプット学習→問題練習→問題復習→過去問練習→過去問復習→試験」
この段取りを意識してください。インプット作業は「ざっと一回」行い、問題・過去問練習をしながら段階的に実力アップしていきましょう。どれだけアウトプット学習を重要視をし、練習を繰り返すのかが短期合格の鍵といえます。
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